新城幸也は117位で春のビッグレースを無事完走 ミラノ~サンレモ2021
今年で112回目となる伝統のレース ミラノ~サンレモ2021が3月20日(土)、イタリアで開催された。
新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)にとって3度目の出場となったミラノ~サンレモ。今大会の距離は299km、終盤に連続する丘以外は平坦基調ということもあり、レースは7時間の長丁場となった。
勝負どころとなる最後2つの丘までチームのエースを温存し、良いポジションに送り込むことが新城の仕事。チームは当初の作戦通り、2人のエースを先頭集団に残すことに成功するが、勝負には絡むことができず、エースのソンニ・コルブレッリが8位、マテイ・モホリッチが11位でレースを終えた。新城は117位で無事に春のビッグレースを完走した。
新城幸也のコメント:
「コルブレッリが8位と良い結果だと思うのだが、本人はポッジオで前に追い付くために力を使ったと悔しがっていた。
長い1日をうまく過ごせたかな。トラブルが無かったので。調子も良かった。レースが始まる前までには皆、集団前方で過ごせていたのだが、レースが始まり、ごちゃごちゃでうまく連携が取れなかったのが残念だ。それまでは良かったんだけど。。。チプレッサ入るところでうまく働けなかったのが悔いが残る。全チームが同じ事を考えているから、ペース上げるところは一緒なので…仕方がない。
反省もたくさんあるけど、走り終えて思うことは、久しぶりのクラシックは楽しかった。1Dayレースのあの雰囲気を味わえて、これからのモチベーションにもなった。」