イタリアのスプレアーフィコに3年の資格停止処分が下された

国際自転車競技連合(UCI)は5月4日に、昨年のジロ・デ・イタリア期間中の10月15日と16日に採取された2つの検体から、禁止薬物のエノボサルム(オスタリン)が見つかったマッテーオ・スプレアーフィコ(イタリア)に対し、アンチ・ドーピング規則違反で3年間の資格停止処分が下されたと発表した。

UCI

世界アンチ・ドーピング規程及びUCIアンチ・ドーピング規則に従い、スプレアーフィコの処分期間は一時的な活動停止処分を受けた昨年10月22日から開始し、2023年10月21日までとなる。彼は昨年のジロで得た全ての成績が剥奪された。

当時、スプレアーフィコが所属していたイタリアのヴィーニザブ(UCIプロチーム)は、今年3月30日にマッテーオ・デボニスが競技外のアンチ・ドーピング検査でエリスロポエチン(EPO)の違反が疑われる分析報告(AAF)を通知され、12カ月の間に2選手がAAFを通知されたため、UCIアンチ・ドーピング規則によって30日間のレース参加資格停止処分を受けた。

UCI公式サイト

サイスポ・ニュース:ヴィーニザブに30日間のレース参加資格停止処分が下された