イタリア・ヴェローナで開催されているBMXレーシング種目ワールドカップシリーズ第１戦 女子エリートクラスにて畠山紗英が３位入賞し、日本人初となるワールドカップ表彰台を獲得した。

2021 UCI BMX スーパークロス ワールドカップ第１戦 女子エリート表彰台

BMXレーシング種目ワールドカップシリーズは、昨年2月に開催されて以降中止が続いていた。今大会も当初ドイツ・シュトゥットガルトにて開催予定であったが、コロナウイルスの影響により、急遽会場が変更となって開催された。

日本からはUCI World Cycling Center（スイス・エイグル）をトレーニング拠点とする長迫吉拓(株式会社 JPF)、畠山紗英(日本体育大学)の２人が参戦。

女子エリートクラスは、計18カ国、43人にて争われ、畠山は準決勝を１位、全体のトップタイムにて通過し決勝へ進出した。

決勝ではスタートで遅れるも、前走者を抜かし３位にてフィニッシュ。2019年Ready Steady Tokyo(テストイベント東京大会)以来の国際大会出場となったが、コロナ禍での強化にも成功し、2021年シーズンをベストな形でスタートすることとなった。

男子、長迫吉拓は、1/16決勝5位にて敗退。全体40位で初戦を終えた。

2021UCI BMXスーパークロスワールドカップ第１戦で３位に入った畠山紗英

畠山紗英（日本体育大学）

畠山紗英のコメント：
「決勝レースを終えて、まだ不思議な心境ではありますが、日本人としてワールドカップにて初の表彰台を 獲得できたことは素直に嬉しく思います。

また18カ月ぶりの公式レース参戦とあり、正直不安要素もたくさんありましたが、コロナ禍でのトレーニ ング成果をリザルトで表すことができ、今シーズンへの大きな自信となりました。

今大会の開催、参加を実現してくださった皆さま、日々応援してくださるサポータや家族に感謝したいで す。これからも応援よろしくお願いいたします。」

大会名：2021 UCI BMX スーパークロス ワールドカップ
大会日程：2021年5月7日(金)～2021年5月9日(日)
大会会場：イタリア・ヴェローナ BMX Olympic Arena

＜大会結果 女子エリート＞
優勝：Baauw Judy (オランダ)
2位：Smulders Merel(オランダ)
3位：畠山紗英(日本体育大学)