イタリアのペタッキがアンチ・ドーピング規則違反で2年の処分を下された

イタリアのペタッキがアンチ・ドーピング規則違反で2年の処分を下された国際自転車競技連合(UCI)は2019年8月24日に、オーストリア司法当局から受け取った情報に基づき、2012年と2013年のアンチ・ドーピング規則違反(禁止された薬物、方法の使用)で、元プロ選手のアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)に2年間の処分を下したと発表した。

UCIは今年2月末にオーストリアで発覚したドーピング事件『オペラシオン・アーデルラス(瀉血を意味するドイツ語)』でオーストリア当局から受け取った情報を元に、アンチ・ドーピング規則違反の可能性がある人物を5月に公表しており、ペタッキはその一人だった。

ペタッキは3大ツアー全てで区間優勝した名スプリンターで、2015年シーズンを最後に引退。現在45歳で、5月にこのドーピング・スキャンダルが発覚した時には、イタリアのTV局RAIのコメンテーターとしてジロ・デ・イタリアに帯同していた。

UCI公式サイト