2021年5月13日から5月16日の４日間にわたり、中国・香港にて開催されている2021シーズン初となるUCIトラックネイションズカップ香港大会。

大会２日目となる5月14日。日本勢は、男子は個人パーシュート、1kmタイムトライアル、エリミネイション、スクラッチ。女子はエリミネイション、スクラッチ、スプリントに出場した。

男子エリミネイションでは橋本英也、女子エリミネイションでは梶原悠未がそれぞれ金メダルを獲得したほか、男女合わせて銀メダル２個、銅メダル２個を獲得した。

女子エリミネイションで優勝した梶原悠未

男子エリミネイションで優勝した橋本英也

男子スクラッチ３位の窪木一茂

女子スプリント２位の小林優香、３位の梅川風子

2021UCIトラックネイションズカップ香港大会 ２日目

2021UCIトラックネイションズカップ香港大会
開催期間：2021年5月13日〜5月16日

●男子個人パーシュート
1位 LAMBIE Ashton（アメリカ）
2位 WEINSTEIN Domenic（ドイツ）
3位 ROHDE Leon（ドイツ）
5位　今村　駿介（福岡 チームブリヂストンサイクリング）

●男子1kmタイムトライアル
1位 GROSS Felix（ドイツ）
2位 MOHD ZONIS Muhammad Fadhil（SDF）
3位 PERALTA Juan（スペイン）
5位　窪木　一茂（福島 チームブリヂストンサイクリング/JPCU福島）

●男子エリミネイション
1位　橋本　英也（岐阜 チームブリヂストンサイクリング/JPCU岐阜）
2位　MARTORELL HAGA Erik（スペイン）
3位　MALCHAREK Moritz（GER）

●男子スクラッチ
1位　KARALIOK Yauheni（BLR）
2位　MALCHAREK Moritz（GER）
3位　窪木　一茂（福島 チームブリヂストンサイクリング/JPCU福島）

●女子エリミネイション
1位　梶原　悠未（茨城　筑波大学大学院）
2位　EBERHARDT Verena（AUT）
3位　LARRARTE ARTEAGA Eukene（スペイン）
5位　古山　稀絵（東京　チーム楽天Kドリームス/日本体育大学大学院）

●女子スクラッチ
1位　SHARAKOVA Tatsiana（ベラルーシ）
2位　梶原　悠未（茨城　筑波大学大学院）
3位　CALVO BARBERO Tania（スペイン）
6位　鈴木　奈央（JPCA チーム楽天Kドリームス/JPCU静岡）

●女子スプリント
1位　LEE Wai Sze（香港）
2位　小林　優香（JPCA ドリームシーカーレーシングチーム/JPCU福岡）
3位　梅川　風子（JPCA チーム楽天Kドリームス/JPCU東京）
4位　佐藤　水菜（JPCA チーム楽天Kドリームス/JPCU神奈川）
5位　太田　りゆ（JPCA チームブリヂストンサイクリング/JPCU埼玉）

結果詳細はTISSOT TIMMING HPより
https://www.tissottiming.com/2021/ncii/en-us/default/pdf

主要選手のコメント

・橋本英也のコメント
「最初の中間スプリントで位置取りが悪かったが、その後は思うように走れた。調子はベストではないが、良くなってきており今のコンディションで出せる最大の力で明日も頑張りたい。」

・梶原悠未のコメント
「スクラッチでは、シャラコバ選手が後半アタックをかけるのはコーチとの作戦でも想定していた。１回目、２回目は反応できたものの、３回目のアタックでは位置取りが悪く反応が遅れチャンスを逃してしまい、大変悔しい思いをした。

エリミネーションではスクラッチの反省を込め、自分の力を出し切るレースが出来たと思う。

明日出場予定のオムニアムはアルカンシェルを身に付けて走る初めての国際レースになる。今日のレースでも周りの選手からのマークを感じたが、明日は自信を持って走り、アルカンシェルにふさわしいレースをしたい。」

・小林 優香のコメント
「決勝戦で対戦したリー選手とのレースはオリンピックに繋げるための戦いをし、良い材料になったと思う。今年１月に実施した沖縄合宿以降、本番での金メダルに向け必死の練習をしている中で銀メダルを獲得できたのはご褒美だと感じた。」