マシューズがビアンキ・オルトレXR4でツール・ド・フランス参戦
135年の歴史を誇るイタリアンブランド「ビアンキ」と、オーストラリアのUCIワールドチーム「チームバイクエクスチェンジ」のメンバーであるマイケル・マシューズは、ツール・ド・フランス2021で使用するOltre XR4(オルトレXR4)のシグネチャーモデルを完成させた。
ビアンキ社の長き伝統を象徴するレパルトコルサは、超軽量でエアロバイクの代表モデルにビアンキ社が誇る職人による新たなカスタムペイントを採り入れている。
さらに、この熟練の職人の手によって作られたフレームは、ビアンキ・レパルト・コルサ部門によってデザインされ、マシューズ本人の希望による「Believe」のメッセージをペイントし、玉虫色の輝きを放っている。
ビアンキ社のレパルトコルサは、レースでの偉大な勝者達にとっては多くのイノベーションとインスピレーションをもたらすことにとどまらず、かけがえのない協力者でもあった。
そして、この特別仕様のOltre XR4 はマイケル・マシューズをレースでの勝利に導くための最高のツールと言えるだろう。マシューズは2010年の23歳以下UCI世界選手権をビアンキで勝利しており、再びの勝利のためにビアンキに戻ってきたと言える。
チームバイクエクスチェンジのバイクに使用されているカラーリングを手始めにして、今回のマイケル・マシューズのOltre XR4では、ダウンチューブのBianchiロゴ、トップチューブのOltre XR4が輝きを放つ玉虫色となっている。
これらは、ビアンキ社が誇るデザイナーとペインター達の手によって、他のモデルにあるシグネチャーコレクション同様に仕上げられている。チェレステ、グレー、グリーン、ピンク、そしてバイオレットがバイクに配色されていて、光のあたり具合によって変化して見える。
マイケル・マシューズ選手のコメント:
「イタリアの職人の手作業による私のOltre XR4 は、美しいの一言につきる。このバイクは、どんな走りでも、どんなステージでも、すべてを備えている。そして、驚くほどエアロで早い。レパルトコルサ発のこのバイクは、プロ選手が要求する最高のパフォーマンスを引き出してくれるはずだ。フレームは、彫刻されたように美しく細身だけど、目に見えないようすべては隠されていて、バイクに見事に融合している。とにかく美しいバイクだ。」
そして、トップチューブには「Believe」とペイントが施されている。
「私はこのスローガンが好きだ。なぜなら、レースのように肉体的にも精神的にも困難が多いスポーツでは、自分自身を信じ闘うことがとても重要だからだ。多くの困難に遭遇するレースでは、この”Believe”のような短いスローガンが、いろいろな意味で違いをもたらしてくれる。自分自身を信じ、鼓舞し、夢をかなえる。」