リオデジャネイロパラリンピック 9/10 自転車トラック 4000m個人追抜[男子C4]はメテルカが優勝、石井は8位
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リオデジャネイロパラリンピックのトラック競技3日目の9月10日、日本選手は2種目に出場した。4000m個人追抜[男子C4]で石井雅史は8位。
1000mタイムトライアル[男子C1-2-3]で藤田征樹が11位、川本翔大が13位となった。
石井は予選出場10選手全5組のうち2組目で出走。プロロードチーム所属など健常者レースでも経験豊富な選手も複数出場という顔ぶれの中、パラサイクリングトラック世界選手権の同種目で2014年から3年連続チャンピオンのヨゼフ・メテルカが、パラリンピック新記録で予選トップに。
石井は約30秒差で8位となった。タイム上位4名が決勝に進出、メテルカは追抜勝ちで格上の脚を見せつけ、リオでもチャンピオンの座を守った。
【参考:係数について】
UCI規則 (16.1.005参照)
http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2016/05/16_Para-Cycling_160501.pdf
リオデジャネイロパラリピックの係数について
UCIサイト リオ2016係数表(2016年4月21日版)
http://www.uci.ch/mm/Document/News/News/17/60/02/Factors_Neutral.pdf
【日本チームの成績】
▼4000m個人追抜[男子C4]予選
1位 METELKA Jozef(スロバキア)4:29.112(パラリンピック新)
2位 BRIDGWOOD Kyle(オーストラリア)4:38.639
3位 DUENAS GOMEZ Diego German(コロンビア)4:44.380
4位 MARTIN Scott(米国)4:48.063
—予選4位まで決勝進出—
8位 石井雅史(日本)4:59.224
▼1000mタイムトライアル[男子C1-2-3]
1位 LI Zhangyu(中国)[C1] 実タイム1:11.937 (世界新) 係数92.69 計算タイム1:06.678(※)
2位 NIJHUIS Arnoud(オランダ)[C1] 1:13.362 92.69 1:07.999
3位 CHERNOVE Tristen(カナダ)[C2] 1:14.716(パラリンピック新) 93.13 1:09.583
11位 藤田征樹(日本)[C3]1:13.180 100.00 1:13.180
13位 川本翔大(日本)[C2]1:19.247 93.13 1:13.802
(※)複数クラスを統合して行うレースでは、クラス間のハンディを補正するため規定の係数をかけた計算タイムで順位を決定する場合がある。