ツール・ド・熊野は2年連続の開催中止

2021年10月末に開催が予定されていた「ツール・ド・熊野 2021」の中止が決まった。新型コロナウイルスの変異株の急拡大がその理由だ。同大会はこれで2年連続の中止となったが、主催者は、2022年大会を開催できるよう準備を進めていく。

ツール・ド・熊野

大会を主催するスポーツプロデュース熊野の角口賀敏理事長のコメント

大会実行委員会(事務局)では、6月初旬の大会を延期し10月末開催に向けて準備を進めて参りました。

しかしながら、開催2カ月前においても感染者の減少が見られず、変異株の急拡大に伴う緊急事態宣言の延長やまん延防止等重点措置の適用が拡大され、また全国の医療提供体制がひっ迫する中、現在の社会情勢を踏まえ大会実行委員会で協議をした結果、参加者、ボランティアの方々、スタッフ、そして何より地域住民への感染リスクを減らすことを最優先に考え、苦渋の決断ではありますが大会を開催することは困難であると判断し、大会の中止を決定いたしました。

「ツール・ド・熊野」を楽しみにされていた選手やファンのみなさまには、2年続けての中止という大変残念なお知らせとなりましたが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

開催に向けてサポートいただきました関係者各位におかれましては、この判断に対して何卒ご理解賜りますよう、節にお願い申し上げますとともに、新型コロナウイルス感染の終息を心より祈念し、2022年の大会をより安全・安心に開催できるよう準備を進めてまいります。引き続きみなさまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。