2022ジロ・デ・イタリアは中欧ハンガリーで開幕
イタリアのRCSスポルトが11月3日に、中欧ハンガリーの首都ブダペストで、2022年のジロ・デ・イタリア(UCIワールドツアー)のグランデ・パルテンツア(開幕地)発表会を行った。
ハンガリーは2020年のジロ・デ・イタリアで開幕地になる予定だったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的な大流行)で延期になっていた。今回発表された第105回大会の開幕3ステージは、2020年とは異なるルートになっている。ジロ・デ・イタリアが外国からスタートするのは、14回目となる。
ブダペストで行われた発表会には、1987年のジロ・デ・イタリア優勝者であるアイルランドのスティーブン・ローチ、2006年と2010年の優勝者であるイヴァン・バッソと共に、今年の第6ステージでハンガリー人として初めてマリア・ローザを着用したアティラ・ヴァルタ(グルパマ・FDJ)が出席した。
アップヒルゴールのステージで開幕
来年5月6日の金曜日に予定している第1ステージは、ブダペストの英雄広場をスタートし、スロバキアとの国境に近い北部のヴィシェグラードにゴールする195kmの通常ステージになる。
第1ステージはスプリンター向きだと発表されているが、ヴィシェグラード城を目指すカテゴリー4の頂上ゴールで、上りの全長は5km、平均勾配は5%だ。最初のマリア・ローザは、アップヒルゴールを得意とするスプリンターが獲得するだろう。
5月7日の土曜日は、ブダペスト市内を巡る9.2kmの個人タイムトライアルが行われる。コースはペスト地区の英雄広場をスタートし、ドナウ川を渡ってブダ地区に入り、序盤に14%の傾斜があるカテゴリー4の坂を上がったブダ・スクエアでゴールする。
ハンガリーでの最終日となる5月8日の日曜日は、西部のカポシュバールからバラトンフュレドまでの201kmで、平坦な第3ステージが行われる。ゴールにはほとんどカーブがなく、最初の集団ゴールスプリントになる事が期待されている。
ハンガリーで開幕の3ステージを行った後、一行はイタリアへと戻り、5月9日は最初の休養日になる。その後の行程は、後日改めて発表される。
■アティラ・ヴァルタのコメント
「今年は、ボクに最もエキサイティングな出来事が起こった。マリア・ローザを着たんだ。それは他の何かとは比較できない気分だ。来年の5月には、ボクのハンガリーの仲間たち全員が、この興奮の一部を感じられるし、自転車競技がずっと身近なものになるだろう。
ボクにとっては、これは我々の国で今までで最も重要なスポーツイベントであり、ボクは本当の2つの事を望んでいる。1つは自分がこのレースをスタートできる事で、自分の母国で2022年にも何か素晴らしい事を繰り返したい。2つ目はもっと重要な事で、ハンガリーの人々がこのレースで喜びを見つけて、国全体がこの素晴らしいイベントの恩恵を受けられる事だ」
ハンガリーの開幕3ステージ
5月6日(金) ■第1ステージ[ブダペスト〜ヴィシェグラード/195km]
5月7日(土) ■第2ステージ[ブダペスト〜ブダペスト/9.2km(個人TT)]
5月8日(日) ■第3ステージ[カポシュバール〜バラトンフュレド/201km]
5月9日(月) □休養日(イタリアへ移動)