アルデンヌ・クラシック2022の招待チーム発表
フランスのアモリー・スポール・オルガニザシオン(ASO)が、4月にベルギー南部のワロン圏で開催するアルデンヌ・クラシックの、フレッシュ・ワロンヌ(UCIワールドツアー)とリエージュ~バストーニュ~リエージュ(UCIワールドツアー)の招待チームを発表した。
UCI規則に基づき、2レースともUCIワールドチーム(18チーム)は自動的に招待された。2021年シーズン終了時のUCIワールドランキングで、上位3チームのUCIプロチームも参加する権利を得ており、このルールで招待されたのは、ベルギーのアルペシン・フェニックス、フランスのチームアルケア・サムシック、トタルエナジーズだった。
主催者招待枠(ワイルドカード)は4つで、4月20日に開催される第86回フレッシュ・ワロンヌには、フランスのB&Bホテルズ・KTM、ベルギーのビンゴール・パウエルスソース・WB、スポルトブラーンデレン・バロワーズ、ノルウエーのウノXプロサイクリングチームが招待された。
4月24日に開催される第108回リエージュ~バストーニュ~リエージュには、ベルギーのビンゴール・パウエルスソース・WB、スポルトブラーンデレン・バロワーズ、ノルウエーのウノXプロサイクリングチーム、スペインのエキポケルンファルマが招待された。
アルデンヌ・クラシック 招待25チーム
●UCIワールドチーム
AG2R Citroën Team (FRA)
Astana – Qazaqstan Team (KAZ)
Bahrain Victorious (BRN)
Bora – Hansgrohe (GER)
Cofidis (FRA)
EF Education – EasyPost (USA)
Groupama – FDJ (FRA)
Ineos Grenadiers (GBR)
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux (BEL)
Israel – Premier Tech (ISR)
Jumbo – Visma (NED)
Lotto Soudal (BEL)
Movistar Team (ESP)
Quick-Step Alpha Vinyl Team (BEL)
Team BikeExchange – Jayco (AUS)
Team DSM (NED)
Trek – Segafredo (USA)
UAE Team Emirates (UAE)
●UCIプロチーム(UCI規則で参加資格を有する)
Alpecin – Fenix (BEL)
Team Arkéa – Samsic (FRA)
TotalEnergies (FRA)
●UCIプロチーム(主催者招待)
[フレッシュ・ワロンヌ]
B&B Hotels – KTM (FRA)
Bingoal Pauwels Sauces WB (BEL)
Sport Vlaanderen – Baloise (BEL)
Uno-X Pro Cycling Team (NOR)
[リエージュ~バストーニュ~リエージュ]
Bingoal Pauwels Sauces WB (BEL)
Equipo Kern Farma (ESP)
Sport Vlaanderen – Baloise (BEL)
Uno-X Pro Cycling Team (NOR)
フレッシュ・ワロンヌはブレニーからスタート
毎年スタート地が変わるフレッシュ・ワロンヌは、リエージュ郊外のブレニーが2022年のスタート地になった。ブレニーはかつて鉱山で栄えた町で、『ワロン地方の主要な鉱山遺跡』として世界遺産に登録されている。今年のフレッシュ・ワロンヌは、現在では博物館になっている鉱山の採掘場跡からスタートする。
ASOがブレニーを、ワロン圏で16番目のスタート地に選んだのには、もう1つ理由があった。この町は1891年に創立し、現存する最古のレースであるリエージュ~バストーニュ~リエージュを生み出した『ロワイヤル・シクリスト・ペザン・リエージュ・クラブ』の本拠地なのだ。このサイクリング・クラブは、現在でもリエージュ~バストーニュ~リエージュの共催者になっている。
フレッシュ・ワロンヌ、リエージュ~バストーニュ~リエージュはJ SPORTSで生中継!「サイクルロードレース2022シーズン」放送・配信ラインアップ