シクロクロス世界選2022男子ジュニアはスイスのクリステンが優勝
米国アーカンソー州のフェイエットヴィルで、1月30日に開催されたウォルマート・ＵＣＩシクロクロス世界選手権の男子ジュニアは、３選手でゴールスプリントを競い、スイスのヤン・クリステンがベルギーのアーロン・ドックスを打ち負かして優勝した。3位は英国のネイザン・スミスだった。
■スイスのクリステンが、３選手でのゴールスプリントを制した(©SprintCycling)
今季のワールドカップで全４戦を制し、最有力優勝候補だったオランダのデーヴィッド・ハーフェルディングスは、2周目の下りコーナーで先頭のドックスを追走していて転倒し、勢いを失った。彼は結局41秒遅れの9位でレースを終えた。
ハーフェルディングスの事故にはクリステンも巻き込まれたが、幸い影響はなく、4周目でドックス、スミスとともに先頭グループを形成した。３人はそのまま先頭を守って最終周回へと突入。ホームストレートに先頭で飛び込み、最初にスプリントを開始したのはドックスだったが、フィニッシュラインの目前でクリステンに抜かれてしまった。
■優勝したクリステンのコメント
「本当にハードだった。アーロンはスプリントで強いと思っていた。だから最終ラップに集中した。全力で行って勝った。本当に嬉しいよ。このシーズンに目標は１つで、それは世界選だった。素晴らしいよ」
■男子ジュニア 結果
［1月30日／100m + 6周 x 3.1km］
1. CHRISTEN Jan (SUI) 43:11
2. DOCKX Aaron (BEL) +0:01
3. SMITH Nathan (GBR) +0:01
4. LEQUET Corentin (FRA) +0:20
5. AUGUST Andrew (USA) +0:20
6. VANDENBERGHE Viktor (BEL) +0:33
7. NUYENS Wies (BEL) +0:35
8. ACKERT Ian (CAN) +0:39
9. HAVERDINGS David (NED) +0:41
10. NIELSEN Daniel (DEN) +0:49
