第2回UCIサイクリングeスポーツ世界選 2/27開催!日本人選手も出場

目次

世界中で利用されているオンラインフィットネスプラットフォームZwift(ズイフト)は、第2回UCIサイクリングeスポーツ世界選手権大会を日本時間で2022年2月27日(日)に開催する。

UCIサイクリングeスポーツ世界選

 

世界トップクラスのサイクリングeスポーツアスリート180人が、Zwiftの近未来的なNew YorkにあるKnickerbocker Circuitを舞台に世界一の座を争う。なだらかなアップダウンの続くコースでは、スタート直後から激しいレース展開が予想される。

レースの模様はJ SPORTSで生中継&LIVE配信を行う。

 

サイクリングeスポーツについて

サイクリングeスポーツは、UCI規則に基づく9つの自転車競技種目のひとつ。2022 UCIサイクリングeスポーツ世界選手権大会は、2020年12月にZwiftのWatopiaで開催された第1回大会に続く2回目の開催となる。

サイクリングeスポーツは、参加者がそれぞれ自転車を漕ぐことでゲーム内のアバターを走らせて競うバーチャルレース。すべてのライダーは、勾配変化に合わせて自動で負荷が変わるWahoo KICKR V5スマートトレーナーを使用し、リアルワールドでのドラフティング効果やヒルクライムでの勾配変化をシミュレートする。

サイクリングeスポーツでは、ゲーム感覚をプラスする「PowerUp」がレース戦略を左右する。観戦する側にとっても、バーチャルレースならではのエンターテインメント要素が高まる。ヒルクライムで逃げを決めたり、スプリント力をアップしたりと、レース展開を左右するものから、ドラフティング効果をアップして体力を温存させるためのものまで、PowerUpにはいろんなものがある。

UCIサイクリングeスポーツ世界選手権大会レースではPowerUpを獲得するチャンスが全部で7回あり、次の3種類のPowerUpが用意されている。

① Van PowerUp:
30秒間、ドラフティング効果が50%高まる。ダブルドラフトイベントでは、通常のドラフティング効果の3倍増を期待できる。走行速度が高く、他のライダーをドラフティングしているときに使うと最も効果的。レースでの獲得チャンスは、スプリントアーチを通過する7.3km地点、29.7km地点、52km地点の計3回。

② Aero PowerUp:
15秒間、空気抵抗(CdA)が25%減少する。走行速度が高いときに使うのがベスト。レースでの獲得チャンスは、K/QOMアーチを通過する9.7km地点と32.1km地点の計2回。

③ Feather PowerUp:
15秒間、ライダーの体重を10%減らす。急勾配のヒルクライムで使うのがベスト。K/QOMの頂上でフィニッシュするレースでは、特に重要なアイテム。レースでの獲得チャンスは、周回アーチを通過する22.5km地点と44.6km地点の計2回。 サイクリングeスポーツはまだ発展段階にあるが、Zwift Racing League Premeir Divisionをはじめとするエリートレベルのeスポーツイベントでは、すでにeスポーツスペシャリストが頭角を現している。

 

2022 UCIサイクリングeスポーツ世界選手権では、Continental Qualifer(大陸別選考レース)を勝ち抜いた参加選手はそれぞれ出身国の自転車競技連盟を代表してナショナルチームジャージを身にまとい世界の晴れ舞台に立つことになる。

男女ともに、優勝した選手はUCIサイクリングeスポーツ世界選手権チャンピオンジャージを手にする。優勝者は、向こう1年間に開催されるUCI公認eスポーツレースおよびアクティビティで世界一の証である「マイヨ・アルカンシエル」のIRLジャージを着用する権利を手に入れる。また、Zwiftプラットフォーム上でもデジタルバージョンのマイヨ・アルカンシエルを使用することができる。

 

コース概要について

レーサーは、K/QOMヒルクライムのトップでフィニッシュするKnickerbockerコースに挑む。Tour de Zwiftで初めてフィーチャーされたスペシャルコースはなだらかなアップダウンの続くローリングサーキットで、急勾配のショートクライムもあり、激しいレース展開が予想される。

男子エリートと女子エリートともに、1周22.5kmのフルサーキットを2周する。レースの山場となるNew York K/QOMは全長わずか1.4kmだが、平均勾配6.1%、最大勾配はなんと17%に達する激坂。レースの総距離は54.9km、獲得標高は994m。フィールドサイズも走行距離も、賞金額もすべて男女で同じ。

 

J SPORTSで生中継&LIVE配信

世界一を決定するレースの模様は、スタートからフィニッシュまで3時間にわたってライブ配信される。女子エリートレースは日本時間の2月27日午前3時15分スタート、男子エリートレースは2月27日午前4時45分スタート。

レースのライブ配信は、以下のチャンネルで視聴できる。

ヨーロッパ – Eurosport
グローバル – GCN+ global & Zwift YouTube
日本 –  J SPORTS (ライブ配信、ライブ放送)

●スタートリスト URL:
2022 UCI Cycling Esports World Championships Start List | Zwift

 

注目すべき10人のライダー

<女子>

① Sarah Gigante (Australia)
2020年大会では惜しくも準優勝に終わったSarah。Zwiftレースのレギュラー。世界屈指のヒルクライマーの一人で、Movistar Teamでプロとしてロードレースで活躍している。ライバルの多くが恐れるパワフルな脚力の持ち主。

② Illi Gardner (Great Britain)
イギリスチームで最も重要なライダーの一人。 Zwiftでのレース経験が豊富で、クライミングが始まると優れたパフォーマンスを発揮する。

③ Zoe Langham (Great Britain)
Zoeは、UCIサイクリングeスポーツ世界選手権の ヨーロッパ大陸予選を通過して世界選手権への出場権を獲得した。彼女は今年、Zwift Racing League Premier Divisionで好成績を上げている。

④ Ashleigh Moolman-Pasio (South Africa)
前大会優勝者。AshleighはロードとZwiftの両方で世界トップレベルのクライマーの一人。ディフェングチャンピオンとして当然2連覇を狙っている。

⑤ Jacquie Godbe (USA)
最強のeスポーツスペシャリストの一人。 ヒルクライムレースでは向かうところ敵なしの彼女の活躍が期待される。

<男子>

① Freddy Ovett (Australia)
2020年のVirtual Tour de FranceでZwiftの注目を集めて以来、参加したすべてのZwiftレースで常に上位に入賞している。eスポーツレースのトップスプリンターの一人だが、かなり険しい上りでも集団についていける実力派。

② Chris McGlinchey (Ireland)
eスポーツレースで長年経験を積んでいるベテラン選手は、 本大会で最も注目されるヒルクライマーの一人。NYC KOMのような激坂は彼のクライミングスタイルに適している。

③ James Barnes (South Africa)
2022年は、勢いに乗る絶好調のJamesの年になるかもしれない。Zwift Racing League Premier Divisionでは、所属するNeXT Esportが上位に食い込むのに大きく貢献している。

④ Takato Ikeda (Japan)
ヒルクライムが得意で常にアグレッシブ。強力な日本チームを率いるヒルクライムエースとして、KOMで積極的にアタックを仕掛けてくるだろう。

⑤ Matthias Deroose (Belgium)
強力なクライマーは、ZwiftPowerで常に上位に食い込むトップライダーの一人。BZRのチームメンバーとして参戦するZwift Racing League Premier Divisionでは常にポイントを獲得しており、サイクリングeスポーツの経験も豊富。

 

Zwift公式 Strava
https://www.strava.com/clubs/gozwiftjp

Zwift公式 Twitter
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製品概要 名称: Zwift (ズイフト)
利用料: 1650円/月
対応 OS: Windows、Mac OS、iOS、AppleTV、android
ダウンロード: http://zwift.com/ja またはiTunes store、Google playから