2022BMXレーシング・ワールドカップ第2戦 女子U23で丹野夏波が3位入賞
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前日の第1戦に続き、5月29日(日)BMX レーシング種目の2022年ワールドカップシーズン第2戦がイギリス・グラスゴーにて開催された。
この日もBMXレース日和な晴天に恵まれ、24カ国から集結した各クラス総勢187人の選手が激しい戦いを繰り広げた。日本チームは女子U23にて丹野夏波と籔田寿衣が決勝へ進出し、丹野が3位表彰台を獲得した。
U23 男子の中井飛馬は47位
前日は準々決勝敗退となった中井飛馬は、第2戦でも終始リズムを掴むことができず、1/8決勝にて転倒し47 位でレースを終えた。転倒よる大きな怪我はなく、2週間後に控えたワールドカップ第3戦に向けて準備を進める。
同カテゴリーに出場した増田優一は、1/8 決勝にて上位を走行するも、前方の選手と接触しコースアウト、次のラウンドへ勝ち進むことはできなかった。
<中井飛馬のコメント>
「今週末はヨーロッパ特有のコーススタイルに終始対応できずに、悔しいレースとなりました。来週から第3-4戦の会場であるオランダに移動するので、しっかりと乗り込んでレースに繋げたいと思っています。」
<大会結果 男子 Under23>
優勝:BEARMAN Rico(ニュージーランド)
2位: GAROYAN Leo(フランス)
3位: LUI HIN TSAN Tatyan(フランス)
47位:中井飛馬(日本体育大学)
52位:増田優一(大阪体育大学)
U23女子は丹野夏波3位、籔田寿衣7位
予選1本で通過を逃した丹野夏波は、敗者復活戦であるLast Chance Qualifyへとまわったものの、その後は順調に勝ち上がり、籔田寿衣と共に決勝へ進出。
決勝では、2位で第1コーナーを立ち上がり先頭の選手を追いかけるものの、フィニッシュ直前最後のジャンプにて失速。僅差ではあったものの、0.035秒交わされ3位でフィニッシュ。
前日5位に入っている籔田は第1コーナーにてラインを塞がれ、後方から追いかける形となったが、順位を上げることができず7位で終えた。
<丹野夏波のコメント>
前日は準決勝敗退、今日も1日苦しいレースが続いていましたが、最後はなんとか表彰台に上がれてホッとしています。フィジカル面が問われる苦手なコースで、最後も1人抜かされてしまいましたが、改善してきた点も結果に現れてきて嬉しかったです。次回の第3-4戦オランダ大会でも、継続的に表彰台に登れるよう調整していきます。日本からの応援、ありがとうございました。」
<大会結果 女子 Under23>
優勝:BURFORD Thalya(スイス)
2位: GOMMERS Aiko(ベルギー)
3位: 丹野夏波(早稲田大学)
7位:籔田寿衣(大阪体育大学)
エリート女子は畠山紗英8位
前日の第1戦は準決勝に敗退となった畠山紗英は、準決勝を東京オリンピック金メダリストで地元のSHRIEVER Bethanyと、前日準優勝で日々のトレーニングパートナーでもあるCLAESSENS Zoeに続いて3位にて通過し、決勝へ進出。
アウトコースからのスタートとなった畠山は、最初のジャンプにてバランスを崩し着地にてクラッシュ。結果は8位となった。
<畠山紗英のコメント>
「前日は悔しい結果だったので、決勝に進めたことは良かったですが、決勝でのパフォーマンス発揮に課題 が残りもどかしい気持ちです。転んだ際に足首を痛めてしまったので、メディカルチェックをし状況が良ければ、2週間後の第3-4戦大会に調整していきたいと思います。次の開催地オランダは好きなコースなので、楽しみにしています。たくさんの応援、ありがとうございました。」
<大会結果 女子 エリート>
優勝:SMULDERS Laura(オランダ)
2位: SHRIEVER Bethany(イギリス)
3位: SAKAKIBARA Saya 榊原 爽(オーストラリア)
10位:畠山紗英
大会名:2022 UCI BMX レーシング ワールドカップ第1-2戦
大会日程:
第1戦 2022年5月28日(土)
第2戦 2022年5月29日(日)
大会会場:イギリス・スコットランド グラスゴー BMXトラック