ウィリアムズ総合首位、新城は集団先頭でレースをコントロール ツール・ド・スイス2022 第2ステージ
現在開催中のUCIワールドツアー『ツール・ド・スイス2022』。第2ステージは、第1ステージの舞台となったキュスナハトをスタートし北西に進み、エシュの街を大きく一周する198kmの長丁場。終盤には2級、3級、2級と山岳ポイントが設定されていたが、それ以外にも全体的にアップダウンの激しいコース設定となっていた。
新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)はリーダージャージのスティーヴン・ウィリアムズ(イギリス)を序盤から守りながら、リーダーチームとして集団の先頭でレースをコントロール、残り15km地点の最後の山岳では少し集団から遅れだすが、2分14秒遅れの小集団の中83位でフィニッシュしている。
リーダージャージのウィリアムズも首位をキープ、第3ステージもリーダーチームとしてのレースになり、エースのジーノ・メーダー(スイス)も、まだまだ上位を狙える総合1分差の24位グループに残っている。
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終盤の山岳を越えた新城 Photo:Sprint cycling
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リーダーチームとしてレースを牽引するバーレーン・ヴィクトリアス。写真左にはリーダージャージを守る走りの新城の姿も確認できる。Photo:Sprint cycling
新城幸也のコメント:
「中盤まではリーダーチームとして、レースをコントロールしたが、僕たちは今日のステージ優勝には興味がないので、ステージを狙うチームの協力を待ったが、どこのチームも消耗したくなかったのか、1人逃げ切られてしまうステージとなった。
チームはうまく機能して、リーダージャージも守ったし、エースのジーノ(メーダー)もタイムを失わなかったので良い1日となった。
レースまだ第2ステージが終わっただけ、第3ステージもコースは激しいアップダウンで、逃げたいチームが多くなると思うので、0kmからしっかりお仕事頑張らないとね!」
ツール・ド・スイス2022公式サイト
Tour de Suisse: 12. – 21. Juni 2022