ツール・ド・スイス2022 第３ステージは、第２ステージでフィニッシュしたエシュの街からスタートしアップダウンが連続する丘陵地帯を南下、中盤のカテゴリー1級から始まり、2級、3級、3級と4つの山岳ポイントが設定された176.9km。4つの山岳を含めて獲得標高は3,000mを越えるが、レースはスプリントに持ち込まれた。

バーレーン・ヴィクトリアスはリーダーチームとして終始集団をコントロール、チームに守られたリーダージャージのスティーヴン・ウィリアムズ(イギリス)はトップと同タイムの集団の中で無事にフィニッシュし、総合首位をキープ。リーダージャージを守るために力を使い果たした新城幸也は141位でフィニッシュしている。

リーダージャージを守りながら走る新城　Photo：Sprint cycling

写真中央リーダージャージのスティーヴン・ウィリアムズをチーム一丸となってサポート　Photo：Sprint cycling

新城幸也のコメント：
「今日も無事にリーダージャージを守る事が出来た。ジーノ(メーダー)がチームのエースなのは変わりないが、今はスティーヴン(ウィリアムズ)のリーダージャージを簡単に他のチームにプレゼントするつもりはないので、逃げを捕まえられるタイム差をキープして、ステージ優勝に興味あるチーム協力を待つのはこれからのステージでも同じ。今日はスプリントの可能性が大きく、2チームも協力してくれて、チームとしては成功となった。

しかし、スイスはアップダウンで休むところが少ないコースに、暑さもあり(毎日30℃超)ハード日々が続いているが、第４ステージもリーダーチームとして頑張らないとね！」

ツール・ド・スイス2022公式サイト
Tour de Suisse: 12. – 21. Juni 2022