新城幸也は猛暑の第4ステージもチームを牽引 ツール・ド・スイス2022
ツール・ド・スイス2022 第4ステージはグレンヘンからドイツ側に向け東へ、アップダウンを繰り返しながら進み、ラスト20km地点の2級山岳を越え、スイスで4番目に大きな湖、ルツェルン湖の街、ブルネンにフィニッシュする190km。
バーレーン・ヴィクトリアスは序盤から集団をしっかりとコントロール。新城幸也も先頭でチームを牽引するが、思わぬ暑さがこの日も選手を苦しめ、何度もチームカーからボトルを運ぶために集団の後方から先頭を往復するという新城にとって負担の大きな一日となった。
リーダージャージのスティーヴン・ウィリアムズ(イギリス)は最後の上りで遅れだすが、チームメイトのサポートでメイン集団に戻り、トップと同タイムの集団でフィニッシュ、リーダージャージを守った。新城は107位で無事にレースを終えている。
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先頭でチームを牽引する新城 Photo:Sprint cycling
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位置取りが激しくなる終盤写真中央に新城の姿が確認できる Photo:Sprint cycling
新城幸也のコメント:
「今日もなんとか無事にリーダージャージのスティーヴン(ウイリアムズ)を守ることが出来た。彼は最後の上りで少し遅れたみたいだが、下りで先頭集団に復帰できて良かった。
とにかく暑かった!補給所だけでは足りずに、自分は何度もチームカーを往き来してボトル運び。初日から暑い中、全開でプッシュし続けた付けがまわってきたのか、上りでは苦しんだ。
第5ステージからハードな3日間が待っている。しっかりとサポート頑張らないとね!」
なお、バーレーン・ヴィクトリアスのエース、ジーノ・メーダー(スイス)とヘルマン・ペルンスタイナー(オーストリア)が脱水や熱中症の症状があり、第5ステージはスタートしないとチームから発表があったため、4人でリーダージャージを守ることになる。
ツール・ド・スイス2022 第4ステージ ハイライト
ツール・ド・スイス2022公式サイト
Tour de Suisse: 12. – 21. Juni 2022