新城は160km付近で遅れだし完走ならず クラシカ・サンセバスティアン2022

7月30日(土)にスペイン・バスク地方の都市、サンセバスティアンを舞台に開催されたUCIワールドツアーの1dayレース『Donostia San Sebastian Klasikoa(クラシカ・サンセバスティアン2022)』に新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が出場した。

スペイン・バスク州の観光都市サン・セバスティアンの中心部を発着とするこのレースは、厳しい山岳で知られるバスク地方特有の非常にアップダウンの激しいコースレイアウトに加え224kmという長丁場の過酷なレース。新城は、本来このレースへの出場予定がなかったものの直前でメンバー入りし、奇しくも日本チャンピオンジャージのお披露目レースとなった。

チームは昨年のこのレースで3位に入っているマテイ・モホリッチ(スロベニア)とこのような登坂基調のアップダウンを得意とするジーノ・メーダー(スイス)をエースとしてレースを進めるが、チームとしてはメーダーの29位が最高で、新城は160km付近で遅れだし完走することができなかった。

クラシカ・サンセバスティアン2022

日本チャンピオンジャージでワールドツアーレースを走る新城 Photo:Miwa IIJIMA

 

クラシカ・サンセバスティアン2022

チームが固まって走る中でも目立つ日本チャンピオンジャージの新城 Photo:Miwa IIJIMA

 

新城幸也のコメント:
「最低限の仕事は出来たけど、頂上まで1kmで集団から遅れてしまったのは、残念だった。ペースは1日を通して早かったしね。 でも、久しぶりのレースを楽しめた! 調子も悪くないし、8月2日からのブルゴスに向けて体がレースモードになったと思う!」

 

新城の次の出場レースは、スペインのブルゴス県を舞台に開催される5日間のステージレース「ブエルタ・ア・ブルゴス2022」の予定。

大会公式サイト
Vuelta Burgos | del 2 al 6 de agosto de 2022