Jプロツアー第21戦 維新やまぐちタイムトライアルはチームブリヂストンサイクリングが優勝
Jプロツアーは残すところあと2戦。第21戦は、初開催となる「維新やまぐちタイムトライアル」。山口市のきらら博記念公園内に設定された1周2.6kmのショートコースを使用してのチームタイムトライアルが行われた。
コースはほぼ平坦な公園内の道路ではあるが、S字のようなコーナーが連続する区間もあり、クリテリウムのように減速と加速を強いられる。チームタイムトライアルを走るには難しいコースだ。
5周13kmのタイムアタックを制したのは、TEAM BRIDGESTONE Cycling。16分台のチームが多いなか、1チームだけ15分50秒台を出して優勝。7月に行われた「チームタイムトライアルチャンピオンシップ」に続き、この種目での強さを見せつけた。
2位はマトリックスパワータグ。直線区間で佐野淳哉が牽引してペースを上げたが、TEAM BRIDGESTONE Cyclingに15秒もの差をつけられた。3位にシマノレーシング。スタート順序盤に暫定トップに立ち、終盤までホットシートを温めた東京ヴェントスが4位となった。
この結果、チーム総合優勝争いで1位のマトリックスパワータグと2位のTEAM BRIDGESTONE Cyclingの差が269ポイントから119ポイントに縮まり、優勝決定は最終戦に持ち越しとなった。
Jプロツアー第21戦
第1回JBCF維新やまぐちタイムトライアル
日付:2019年10月5日
開催地・コース:山口県山口市・山口きらら博記念公園2050年の森大芝生広場外周特設コース(2.6km/1周)
距離:13km(JPT/チームタイムトライアル)、2.6km(F、E1、E2、E3/個人タイムトライアル)
結果 JPT 13km
1位 TEAM BRIDGESTONE Cycling(窪木、孫崎、徳田、橋本、沢田、今村) 15分50秒60
2位 マトリックスパワータグ(ホセ、佐野、アイラン、小森、安原、オールイス) +15秒
3位 シマノレーシング(入部、木村、湊、中井、横山、小山) +33秒
4位 東京ヴェントス(高木、伊藤、野宮、藤田、長田) +46秒
5位 VICTOIRE 広島(藤岡、馬渡、白川、谷、中川) +1分4秒
6位 LEOMO Bellmare Racing Team(岩瀬、岸、中川、宮澤、米谷) +1分7秒
プロリーダー 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダー 今村駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)
文/写真 JBCF一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟