2022ダウンヒルシリーズ第5戦・函館七飯スノーパークはニュージーランドのマケアが優勝
DOWNHILL SERIES #5 函館七飯スノーパーク大会が2022年9月3日(土)〜4日(日)に開催された。
一昨年までDOWNHILL SERIESを開催していたニセコ・グランヒラフ会場に代わる北海道でのレース会場として、昨年仲間入りした函館七飯スノーパーク会場。北海道新幹線の現時点での終着駅・新函館北斗駅から車で20分ほどの距離にあり、新幹線を使った本州からの参戦も現実的だ。
近隣の市町村からは各町の名産品が参加賞として用意され、駅前にあるホテル・ラ・ジェント・プラザ函館北斗にはDOWNHILL SERIES専用のプランが用意されたうえにほとんどの参加者が宿泊するという超地元密着型の会場となっている。
函館七飯スノーパークにあるゴンドラは北海道最長と言われる約15分の空の旅。山頂は駒ヶ岳や噴火湾、天気が良ければ羊蹄山まで見える絶景スポット。スタートはゴンドラ駅舎を降りて少し降りた場所に設定。そこからは林の中のシングルトラックやゲレンデを3.8km下る超ロングコース設定であることがこの会場の目玉となっている。
レース週の半ばまで1週間以上降り続いていたという雨は上がり、週末は両日とも晴れ。路面も乾くかと思われたが、山頂付近に時折降りる濃い霧のため滑りやすい路面のままレース日を迎えた。
今回は倶知安町ニセコエリアのMTBコースを造成しに来日しているニュージーランドライダーたちが電撃参戦。そのうち1人は若いながらワールドカップにも参戦しているということで彼らの走りに注目が集まったが、予選は7分54秒369で清水一輝(TEAM A&F)がトップタイム。しかし日曜日の決勝は7分39秒519というタイムでニュージーランドライダーのチャーリー・マケア(Makea)が優勝した。2週間前に日本に来たばかりとのことであったが、パワフルな走りで観戦者を沸かせた。
国際的に年々コースが短くなっているDH競技において、今回のコースは近年稀に見る長さ。最年少の参加者、8歳の中畑昴は23分20秒575というタイムで立派に走り切った。
昨年まではほとんどが道内ライダーで40人ほどの参加者だった北海道大会だが、今年からJCF認定レースとなったことで59人がエントリー。本州からも27人が参加し、嬉しい結果となった。
DOWNHILL SERIES #5 函館七飯スノーパーク大会
エリート男子 リザルト
1. チャーリー・マケア(Makea)
2. 清水 一輝(TEAM A&F)
3. 泉野 龍雅(Transition Racing)
決勝リザルト
次戦は9/24〜25開催の2022全日本選手権(パルコール嬬恋)JCF未登録者向け一般クラスとしての開催となる。
※通常のDHSとは違い、JCF登録やポイントランキングには影響しません。
※通常のDHSとは違い、年齢制限があります。
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通常のシリーズ戦の今後の予定
第6戦 11/19〜20 法華嶽公園DHコース(宮崎県)
第7戦 12/3〜4 菖蒲谷森林公園(兵庫県)
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