今年で第６回⽬となる全⽇本BMX フリースタイル選⼿権が2022年9月16日（金）、岡⼭県岡⼭市の特設会場（下⽯井公園内）にて開幕した。

新型コロナウイルスにより無観客での開催が続いていた本⼤会は、２年ぶりの有観客開催となり、晴天の中たくさんのファンに囲まれ初⽇から熱戦が繰り広げられた。台⾵14号接近に伴い急遽スケジュールが変更となり、⼥⼦エリートカテゴリー決勝を1⽇前倒しにて開催した。

パーク決勝　⼥⼦エリート

昨年の最年少にて初の全⽇本タイトルを獲得した内藤寧々と、東京オリンピック代表であり、本⼤会開催地岡⼭県を拠点に活動する⼤池⽔杜の⼀騎打ちにて争われた⼥⼦エリート決勝。

⼤池が得意技にさらなるトリックを加えたタックノーハンドtoターンダウンのコンビネーショントリックや、セクションからセクションにラインを変えるトランスファージャンプでもトリックを成功させるなど、これまで⽇本を牽引してきた勝負強さで、2年ぶり5度⽬の全⽇本チャンピオンを獲得した。

前年度王者の内藤寧々は、⼤池の1 本⽬のランにて出したスコア69.75 点に7.5 点届かず、⼤会２連覇は叶わなかった。

⼤会リザルト ⼥⼦エリート
優勝：⼤池 ⽔杜 所属:ビザビ (69.75点)
2位：内藤 寧々 所属:第⼀学院⾼等学校 (62.25点)
3位：⽻⼭ 絆愛 所属:なし (24.75点)

優勝選⼿・⼤池 ⽔杜のコメント： 
「今年はなんとしてでもタイトルを獲得することに集中して挑みました。 予選1本⽬の中盤にバイクトラブルも発⽣し、狙ったライディング構成ができず悔しい気持ちもありますが、勝つこと⼀⼼に最後まで⾛りきれて⽬標としていた優勝を獲得できたことには満⾜しています。 いつもサポート頂いている皆さんの前で⾛れたこと、そして良い結果を届けられてとても嬉しいです。オンライン、そして会場でのたくさんの応援、ありがとうございました。」

パーク予選　男⼦エリート

⼥⼦同様にスケジュールが変更となり、本⽇男⼦エリートの予選を実施。
⼤会３連覇中である中村輪夢が、安定のライディングにてスコアを重ね予選を1位通過。⾃⾝５度⽬となる⽇本タイトル獲得に向けて、良いスタートを切った。

決勝は9月17⽇（⼟）に開催予定。
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