ニバリがテクニカルアドバイザーを務めるUCIプロチーム誕生

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長年チームクベカを率いていた南アフリカのダグラス・ライダーが、イタリアのサイクリングアパレル・ブランド『Q36.5(クー トレンタセイ プント チンクエ)』をタイトルスポンサーに迎えた新たなプロチームを発足させた。
 

Q36.5 Pro Cycling Team

(Q36.5 Pro Cycling Team)

 
来季『Q36.5 プロサイクリングチーム』の名称で活動をスタートさせるこの新チームは、ダグラス・ライダーがゼネラルマネージャーを務め、13カ国から集った23選手が所属。トレック・セガフレードからジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア)、チームバイクエクスチェンジ・ジェイコからジャック・バウアー(ニュージーランド)が移籍する。

チームのパフォーマンス・マネージャーはアレックス・サンス(スペイン)、監督は元選手のアールト・フィールハウテン(オランダ)とガブリエーレ・ミッサッリャ(イタリア)が務める。

さらに、チームのテクニカルアドバイザーには、今季で現役を引退したイタリアのヴィンチェンツォ・ニバリが就任している。彼はQ36.5のブランド・アンバサダーも務める。

南アフリカ登録のチームクベカは、スポンサー不足で昨年末にUCIワールドチームとしての登録を行う事ができず、今季はイタリア登録のUCIコンチネンタルチームとして活動を続けていた。今回ライダーGMが立ち上げた新チームには、アフリカ国籍の選手は1人しか含まれておらず、チームクベカの存続については発表されていない。

Q36.5 プロサイクリングチームは、ディビジョン2のUCIプロチームとして登録申請を行い、育成チームの『Q36.5 コンチネンタルチーム』も立ち上げる予定だ。
 

Q36.5 Pro Cycling Team

■今季で引退したニバリがQ36.5 プロサイクリングチームのテクニカルアドバイザーになった(©SprintCycling)

 
[Q36.5 プロサイクリングチーム 2023年所属選手]

Negasi Haylu Abreha (ETH)
Matteo Badilatti (SUI)
Jack Bauer (NZL)
Gianluca Brambilla (ITA)
Walter Calzoni (ITA)
Marcel Camprubi Pijuan (ESP)
Fabio Christen (SUI)
Filippo Colombo (SUI)
Filippo Conca (ITA)
Corey Davis (USA)
Tom Devriendt (BEL)
Mark Donovan (GBR)
Alessandro Fedeli (ITA)
Carl Fredrik Hagen (NOR)
Damien Howson (AUS)
Tobias Ludvigsson (SWE)
Cyrus Monk (AUS)
Matteo Moschetti (ITA)
Nicolo’ Parisini (ITA)
Antonio Puppio (ITA)
Joseph Rosskopf (USA)
Szymon Sajnok (POL)
Nickolas Zukowsky (CAN)

Q36.5 プロサイクリングチーム 公式ツイッター