2022ダウンヒルシリーズ第7戦・菖蒲谷森林公園は羽口鉄馬が優勝

DOWNHILL SERIES #7 菖蒲谷森林公園大会が2022年12月4日(土)〜5日(日)に開催された。

DOWNHILL SERIES初年度から開催する菖蒲谷森林公園大会(兵庫県)。広い森林公園内に多数のコースがあり、地元である龍野マウンテンバイク協会によって維持されている。XC競技の公式戦も長年開催されている歴史の長い会場だ。

今回は最終戦ということもあり、キッズ22人を含め全国から161人ものライダーが集まった。
(年齢の内訳は、7〜19歳61人、20代28人、30代30人、40代21人、50代19人、60代2人)

スタート地点までは10分ほど。搬送施設がないため、自転車を押し上げて上るスタイル。そのため、毎年寒い時期の開催となっている。

コースは優勝タイムが44秒ほどと短めではあるが、狭い木立の中を走り抜ける難関コース。大会当日は冷え込みは強まったものの、晴れの日が続いたコースは砂埃が上がるバフバフコンディション。一度転ぶとピンポン玉みたいに木に弾かれて飛ばされる、と表現しているライダーもいたほどひとつのミスが命取り。

そんななか前戦の宮崎県法華嶽大会に続き、今シーズン海外で経験を積んだ19歳の羽口鉄馬(CS Racing)が2連勝を飾った。

2位には前日の予選で1位を叩き出した14歳の土屋聖眞(RIDE BUDDY/Forbiddenbike JP)が入り、若手の活躍がうれしい最終戦となった。

今大会で今シーズン全てのレースが終了した。
今回はショートコースなうえに参加ライダー、観客も多く、スタートからフィニッシュまでコース脇の観客が途切れることがなく、常に声援が聞こえ、会場はとても良い雰囲気であった。
初めてレースを見た観客の「カッコよかった!」という言葉、ライダーからの「みんなでマウンテンバイクに乗るってやっぱり楽しい!」という言葉。今年からJCF認定レースとなったが、これからもマウンテンバイクの楽しさ、競技のかっこよさを広めていけるようなレースを続けていく。

来年で10周年を迎えるDOWNHILL SERIESは、新しい会場、懐かしい会場も増える予定。

2022ダウンヒルシリーズ第7戦

DOWNHILL SERIES #7 菖蒲谷森林公園大会
エリート男子 リザルト
1. 羽口鉄馬(CS Racing)
2. 土屋聖眞(RIDE BUDDY/Forbiddenbike JP)
3. 泉野 龍雅(Transition Racing)

決勝リザルト(PDF)

 

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