パリ~ニース2023 頂上ゴールの第4ステージはポガチャルが制して総合首位
フランスで開催中の第81回パリ~ニース(UCIワールドツアー)は、3月8日にサン・タマン・モンロンから標高1077mでカテゴリー1のラ・ロージュ・デ・ガルド頂上までの165kmで第4ステージを競い、スロベニアのタデイ・ポガチャル(UAEチーム・エミレーツ)が、フランスのダヴィド・ゴデュ(グルパマ・FDJ)をゴール勝負で下して区間優勝した。
区間3位は34秒遅れでスイスのジーノ・メーダー(バーレーン・ヴィクトリアス)だった。デンマークのヨーナス・ヴィンゲゴー(ユンボ・ヴィスマ)は、ゴールまで残り2.5kmでアタックしたポガチャルに付いて行けず、43秒遅れの区間6位でゴールした。
ポガチャルはこの日、中間スプリントを3位で通過して2秒のボーナスタイムを獲得し、区間1位でさらに10秒を獲得。彼はライバルのヴィンゲゴーに44秒差を付けて総合首位に立ち、マイヨ・ジョーヌを獲得した。
■頂上ゴール区間を制して総合首位に立ったポガチャルのコメント
「一日中とてもナーバスで、序盤の平坦部分から既に厳しく、もう少しでKOされそうだった。一日中カオスだった。グロースシャルトナーが、最後の上りでボクを完璧な場所に置くために素晴らしい仕事をしてくれた。良い脚を持っていた。ゴデュを行かせすぎると勝てないと分かっていた。(ヴィンゲゴーがダメになったのは)ちょっと驚いた。彼は最初に攻撃を開始して、とても強く見えた」
■第4ステージ結果
[3月8日/サン・タマン・モンロン〜ラ・ロージュ・デ・ガルド/165km]
1. TADEJ POGAČAR (UAE TEAM EMIRATES / SLO) 04H 01′ 17”
2. DAVID GAUDU (GROUPAMA – FDJ / FRA) + 00′ 01”
3. GINO MÄDER (BAHRAIN VICTORIOUS / SUI) + 00′ 34”
4. AURÉLIEN PARET PEINTRE (AG2R CITROEN TEAM / FRA) + 00′ 42”
5. KÉVIN VAUQUELIN (TEAM ARKEA – SAMSIC / FRA) + 00′ 43”
6. JONAS VINGEGAARD (JUMBO-VISMA / DEN) + 00′ 43”
7. ROMAIN BARDET (TEAM DSM / FRA) + 00′ 51”
8. DANIEL FELIPE MARTINEZ POVEDA (INEOS GRENADIERS / COL) + 00′ 51”
9. SIMON PHILIP YATES (TEAM JAYCO ALULA / GBR) + 00′ 51”
10. MATTEO JORGENSON (MOVISTAR TEAM / USA) + 00′ 51”
■第4ステージ後の総合成績
1. TADEJ POGAČAR (UAE TEAM EMIRATES / SLO) 11H 55′ 00”
2. DAVID GAUDU (GROUPAMA – FDJ / FRA) + 00′ 10’’
3. JONAS VINGEGAARD (JUMBO-VISMA / DEN) + 00′ 44’’
4. SIMON PHILIP YATES (TEAM JAYCO ALULA / GBR) + 00′ 56’’
5. GINO MÄDER (BAHRAIN VICTORIOUS / SUI) + 01′ 19”
6. ROMAIN BARDET (TEAM DSM / FRA) + 01′ 40”
7. DANIEL FELIPE MARTINEZ POVEDA (INEOS GRENADIERS / COL) + 01′ 40”
8. MATTEO JORGENSON (MOVISTAR TEAM / USA) + 01′ 42”
9. NEILSON POWLESS (EF EDUCATION – EASYPOST / DEN) + 01′ 44”
10. MATTEO SOBRERO (TEAM JAYCO ALULA / ITA) + 01′ 54”