FUKAYA RACINGが2023シーズンのチーム体制を発表
株式会社フカヤをメインスポンサーに、MTB Pro Cycling Agencyがチーム運営を行なうFUKAYA RACING(フカヤレーシング)。「若者×挑戦」をチームコンセプトに、国内外でレース活動を展開。昨年はUCI登録チームとして国際大会へも積極参戦。ワールドカップエリミネーターでの経験を活かし、松本佑太が全日本選手権XCEで優勝を果たすなどの成果を収めてきた。
2023年は、チーム設立から在籍した竹内遼が”卒業”。ジュニアクラスの嶋崎亮我と古江昂太が加入。チームマネジャーを兼任してきた松本が「選手としての可能性を追求」するため、’17年U23全日本チャンピオンの経歴を持つ佐藤寿美が就任。ワールドカップやUCIジュニアシリーズへの参戦と上位入賞を目指す。
【佐藤寿美】
自身も10代から国際大会への出場経験を持つ佐藤マネジャー。
「これまでチームとスポンサー、サプライヤーの皆さまが築き上げてきた関係を大切にしてきたいと思っています。10代が国際大会を目指してステップアップできる環境を作れるよう、また松本選手がレースに集中できるよう、サポートしていきたいと思います。」
【松本佑太】
チーム設立者以来、プレイングマネジャーとして活動してきたが、今季はワールドカップエリミネーターへの上位入賞を目指しアスリート活動に主軸を置く。
「昨年、XCO参戦を止めてエリミネーターに集中。ワールドカップで海外の強豪選手との交流もあり、上位入賞や表彰台の可能性も見えてきました。新たに加入した2人には、10代からプロアスリートとして自覚を持って成長してもらいたいので、走る以外の部分でもサポートしてきます。
【嶋崎亮我】
トライアルの経験を持ち、ジュニア世代ではピカイチのスキルを持つ嶋崎選手は、昨年、世界選手権ジュニアクラス完走を果たすなど速さに磨きをかけている。
「昨年のアジア選手権後にオファーをいただき、加入させていただくことになりました。日本のレースチームとして最高の体制と環境のもとで走れますので、世界選手権の上位フィニッシュと全日本選手権、アジア選手権優勝を狙い、自分らしいレースをしたいとます」
【古江昂太】
北海道の名門チームBG8から加入した古江選手は、スキーで鍛えた体幹の強さと動体視力の良さを武器に、昨年は世界選手権出場。全日本選手権ジュニア4位と確実に実力をつけている。
「憧れだった『自転車選手』という目標を実現できたことに感謝しています。今年はジュニア最後の年ですので、全日本選手権優勝と国際大会で50位以内完走を目指し、チームに貢献したいと思います」
レースイクイップメントについて
今季もバイクは「ロッキーマウンテン」を使用。新たに「グッドイヤー」のMTBタイヤを装着。レースギアは「パールイズミ」。「スミス」のヘルメットとアイウエアを使用する。
谷内一路氏(フカヤ代表取締役社長)のコメント:
「2019年のチーム設立から5年目を迎えましたが、若い選手とマネジャーが加わり、一層の飛躍が期待できる体制ができたと思います。支援してくれるサプライヤーの皆さまと共に、レースのみならずマウンテンバイクの可能性を追求していきたいと思います」