新城幸也がイツリア・バスク・カントリー2023に出場
4月3日(月)にスペイン・バスク地方で開幕した、6日間のワールドツアーステージレース『Itzulia Basque Country(イツリア・バスク・カントリー/バスク一周)』に新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が出場。
第1ステージはスペイン・バスク州の都ヴィトリアをスタートし南下し、スペインワインの有名な産地としても知られるラグアルディアの街に設けられた周回をまわりフィニッシュする165.4km。序盤に2級山岳があるものの、距離は7kmで平均勾配5.8%ときつい峠ではなく、各チーム、集団でのゴールスプリントに備える一日となった。
チームバーレーン・ヴィクトリアスとしては地元のスター、ミケル・ランダ、そして、ペリョ・ビルバオの2人の総合上位を狙っていたが、レースに入る直前に体調不良を訴えていたビルバオに発熱があり、第1ステージでレースを去った。チームは呼吸器感染症と発表している。
ランダはトップとタイム差なしの集団内でフィニッシュ。そして新城は6分8秒遅れの154位でのフィニッシュとなった。
新城幸也のコメント:
「今日はスプリントになるとの予想で、これからのステージのことを考え、できるだけ疲労せずにステージを終えることがチームの目的だった。最後は油断して、下りで中切れにあってしまい、グルペットでのゴールとなったが、落車などのハプニングもなく、1日を過ごせて良かった。
ランダ(ミケル)はバスク出身なので、ほとんどのコースを知っていて、集団の前に上がるタイミングとかを指示してくれるので走りやすい。明日からも心強いよね!
残念ながら、今シーズン初めて一緒に走るのを楽しみにしていたペリョ(ビルバオ)が体調不良で、明日はスタートしないけど、しっかり治して、次にまたどこかでだね!
レースの規模としては大きくないかもしれないけど、自分にとってはいろんな意味で1年で1番、大変な1週間が始まった。しっかりと最後まで走り抜けたいと思う。」
☆Race公式サイト
Itzulia 2023 — Itzulia Basque Country