スペイン・バスク地方で開催中の『イツリア・バスク・カントリー2023（バスク一周）』。4月4日（火）に行われた第2ステージは、スペイン巡礼路にあるビアナをスタートし北上、70km地点の2級山岳を皮切に終盤は3級2回、2級2回と山岳がびっしり詰まったような193.8kmの長丁場。晴天であるものの、気温も12℃前後と肌寒く、風が強いステージとなった。

バーレーン・ヴィクトリアスはエースのミケル・ランダを全員で守る作戦に。その成果があって、ランダは途中の中間スプリントポイントでボーナスタイムを獲得し、トップと同タイム集団でのフィニッシュではあったが、総合4位に浮上。新城幸也は役目を終え、18分遅れのグルペット、148位でフィニッシュしている。

2級山岳の集団内。写真中央に日本チャンピオンジャージの新城　Photo：Miwa IIJIMA

スタート前、笑顔を見せる新城　Photo：Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント：
「リーダーのランダが頑張ってくれて、総合４位となった。200km近い長いステージだったが、チーム一丸となってサポートすることができて、ランダは見事に集団から抜け出して、ボーナスタイムを稼いでくれた。

第3ステージは今大会で唯一の上りゴールで、タイム差が付くのはこのステージぐらいかな。ワイン畑をかけ上がるゴールらしいから、勾配はキツそうだね（苦笑）。チームでしっかりとサポートして、ぜひとも結果として残したいと思う。」

☆Race公式サイト
Itzulia 2023 — Itzulia Basque Country