スペイン・バスク地方で開催中の『イツリア・バスクカントリー2023（バスク一周）』第3ステージは、当初6回の峠越えが設定されていたが、直前のコース変更により終盤に向けて3級山岳が4回繰り返され、フィニッシュまでは約500mで 9.5%。その後12.5%となり、最大勾配26%の部分もある激坂登坂コースの162.8km。

バーレーン・ヴィクトリアスのエース、ミケル・ランダ（スペイン）は地元の利をいかし、果敢にアタックし続け、このステージ２位でフィニッシュ。総合も2位に浮上。新城幸也はトップから18分24秒遅れでフィニッシュしている。

山岳の激坂を必死に越えていく新城　Photo：Miwa IIJIMA

ブドウ畑を行く新城　Photo：Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント：
「今日はランダが一人で頑張ってくれて、スーパーな走りでステージ2位、総合2位までジャンプアップした。昨日、僕たちはミスを犯してしまい、必要ないところでランダに力を使わせてしまった。しかし、それを今日は引っくり返してくれたので、明日は総合が大きく動くステージではないだけに、再度気持ちを引き締めて、サポートしたいと思う。」

☆Race公式サイト
Itzulia 2023 — Itzulia Basque Country