スペイン・バスク地方で開催中の『イツリア・バスク・カントリー2023（バスク一周）』第4ステージは、ビルバオの港町、サントゥルツィを発着とする175km。

途中4つの山岳ポイントを越え、フィニッシュ手前、約25km地点から始まる アストゥリアーナへの上り坂で、バーレーン・ヴィクトリアスのエース、ミケル・ランダ（スペイン）がアタック。頂上からゴールまでは15kmは総合1位との選手と一騎打ちの体制に持ち込み、スプリントで惜しくも2位。総合も12秒差の2位に着けている。新城は12分46秒遅れの124位でフィニッシュしている。

総合2位のランダを守りながら前を走る新城らパーレーン・ヴィクトリアスのメンバー　Photo：Miwa IIJIMA

夕日に照らされながらフィニッシュを目指す新城　Photo：Miwa IIJIMA

新城幸也のコメント：
「今日も逃げたいチームが多くて、序盤はハイスピードだった。総合2位なので、総合上位チームが逃げに入らないよう、逃げのメンバー選別にも参加した。

5人の逃げが決まって、今日は最後の2級だけの勝負になるかと思ったが、92km過ぎた辺りからステージ優勝を狙うチームが牽引を始めて、集団は一気に緊張感が高まり、位置取り争いで休む間もなく152km地点の2級のふもとまで、爆走だった。

ランダが今日も積極的に走ってくれて、ステージ2位。ステージ優勝までもう少しだったんだけどね、、、。強いリーダーに引っ張られて、チームの士気も上がって、充実した1日を過ごす事ができている。あと2ステージ。自分にできる限りの事をしたい」

☆Race公式サイト
Itzulia 2023 — Itzulia Basque Country