2023JBMXF大東建託シリーズ開幕戦は昨年王者の中林凌大が優勝
目次
全日本BMX連盟(JBMXF)が主催する日本自転車競技連盟の公認大会、JBMXF大東建託シリーズが岡山県笠岡市のかさおか太陽の広場 BMX自転車競技場で開幕した。
JBMXFと大東建託株式会社とのパートナーシップによる大会は5年目を迎え、本年度は過去最大の8大会の開催が予定されている。本大会では開幕戦にふさわしく各カテゴリーで熱戦が繰り広げられた。最高峰カテゴリーのチャンピオンシップでは、男子は中林凌大、女子は西村寧々花がそれぞれ優勝した。
チャンピオンシップ男子は中林凌大が優勝
男子のエリート、U23、ジュニアの選手によって争われるチャンピオンシップカテゴリー。
決勝のスタートからトップに立ったのは昨年のシリーズチャンピオンである中林凌大。第1コーナーでタイヤがスリップし減速するものの、ほぼ同じタイミングで後続5人の選手が転倒するアクシデントもあり、後方から追いかける庄司佳真を振り切って開幕戦を制した。3位には今年からジュニアの年齢になり、チャンピオンシップ初レースの岡倖吉が入った。
チャンピオンシップ男子表彰式
優勝 中林凌大(日本体育大学/秩父 BMX協会)
2位 庄司佳真(日本体育大学/神奈川県 BMX協会)
3位 岡倖吉(神奈川県 BMX協会)
優勝した中林凌大のコメント:
「スタートゲートはイン側の選手が混戦になることを想定してアウト側を選択した。スタートがうまく決まったものの、第 1コーナーで滑ってしまいビンディングが外れてしまった。納得できる走りではなかったものの、これもレースだと思うし素直に喜びたい。 」
チャンピオンシップ女子は西村寧々花が優勝
3レースの合計結果で争われたチャンピオンシップ女子。西村寧々花が昨年の年間王者、野村凪沙を 3レースとも抑えきり優勝した。2位には野村凪沙、3位には浅見渚が入った。
チャンピオンシップ女子表彰式
優勝 西村寧々花(大阪体育大学/GUN trigger/関西BMX競技連盟)
2位 野村凪沙(Ace Race Australia Factory Team/関西BMX競技連盟)
3位 浅見渚(Motocross International/秩父 BMX協会)
優勝した西村寧々花のコメント:
「全部のレースでスタートから前に出ることができて優勝することができた。まだまだ改善点があるので、次戦の千葉大会と、地元の大阪大会と続くなかでレベルアップしていきたい。」
最多エントリーのボーイズ9〜10歳&11〜12歳クラス
年齢別のカテゴリーで最多エントリー数となったのがボーイズ9〜10歳とボーイズ11〜12歳だ。それぞれ23人のエントリーの激戦を、予選から準決勝、決勝とすべてトップフィニッシュする走りで橋本一圭(ボーイズ9〜10歳)と高崎成琉(ボーイズ11〜12歳)が優勝した。
最年少カテゴリーは中村陽道と山下志麻が優勝
BMXレーシングは5歳から大会への出場が可能な競技で、トップ選手から子どもの選手、さらには年配者までが同じフィールドで競える特徴がある。年齢の高い選手は生涯スポーツとして取り組み、若年層の選手は未来のトップ選手を目材して大会に出場している。
本大会の最年少カテゴリーはボーイズ5〜6歳とガールズ5〜8歳。それぞれ中村陽道と山下志麻が優勝した。
開会式で笠岡市教育長と大東建託が選手にエール
レース前に行われた開会式では笠岡市教育長の岡田達也氏と大東建託の中国建築事業部部長の土岸栄治氏が登壇。参加選手たちにエールを送った。
大会名:2023 JBMXF大東建託シリーズ第1戦 岡山大会
開催場所:かさおか太陽の広場 BMX自転車競技場(岡山県笠岡市)
開催期日:2023年4月22日(土)〜4月23日(日)
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:岡山県BMX協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
後援:笠岡市、笠岡市教育委員会、笠岡市スポーツ協会 (順不同)
全日本 BMX連盟オフィシャルパートナー
大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
https://team-daito.com/