2023JBMXF大東建託シリーズ第3戦 中林凌大と西村寧々花が3連勝!
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全日本BMX連盟(JBMXF)が主催する日本自転車競技連盟の公認大会、JBMXF大東建託シリーズは、大阪府堺市の大泉緑地サイクルどろんこ広場で第3戦が開催された。
会場のサイクルどろんこ広場は、7月 1〜2日に全日本選手権が開催されるコースとあり、その前哨戦として大きな注目を集める大会となった。
チャンピオンシップ男子は中林凌大がトップでフィニッシュ
男子トップカテゴリーであるチャンピオンシップ男子は、開幕からここまで2連勝を果たしている中林凌大がトップでフィニッシュ。開幕から無傷の3連勝を達成した。
2位は開幕戦で転倒し、前戦を欠場した橋本颯馬が入った。3位は今シーズンからジュニアの年齢となった岸龍之介で、チャンピオンシップの表彰台に初めて上った。
JBMXFのチャンピオンシップカテゴリーはエリートとU23、ジュニアが同時に出走するもので、全日本選手権では各カテゴリーに分かれて開催される。中林はU23、岸はジュニアとそれぞれ初タイトルをかけて戦うこととなる。
チャンピオンシップ男子表彰式
優勝 中林凌大(日本体育大学/秩父BMX協会)
2位 橋本颯馬(日本体育大学/茨城県BMX協会)
3位 岸 龍之介(モトクロスインターナショナル/秩父BMX協会)
優勝した中林凌大のコメント:
開幕戦から 3連勝することができてとてもうれしい。1カ月後には同じコースで全日本選手権が控えている。今回のレースはベストな走りができたとは思っていないので、さらに質の高い走りができるように調整していきたい。
チャンピオンシップ女子は西村が野村との接戦を制す
開幕戦から西村寧々花と野村凪沙による優勝争いが展開されているチャンピオンシップ女子は、ここまで西村が2連勝を果たしている。
3レースの合計成績で争うフォーマットで行われ、1レース目は野村が西村を抑えてトップでフィニッシュ、2レース目は西村がトップで同ポイントに追いつく展開。3レース目は西村が好スタートからレースをリードし、追いかける野村を振り切って3連勝を達成した。3位にはジュニアの浅見渚が入った。
チャンピオンシップ女子表彰式
優勝 西村寧々花(大阪体育大学/GAN trigger/関西BMX競技連盟)
2位 野村凪沙(Ace Race Australia Factory Team/関西BMX競技連盟)
3位 浅見渚(Motocross International/秩父BMX協会)
優勝した西村寧々花のコメント:
(2位の野村選手と)1レース目から接戦の展開だったが無事に優勝できてうれしい。まだ小さいミスが多いので全日本選手権までの 1ヶ月で修正して、もっとカッコいい走りを見せたい。
幅広い年齢層が楽しめるBMXレーシング
BMXレーシング最大の特徴ともいえるのが年齢を問わず多くのライダーが同じフィールドで争えることだ。若年層は5歳からカテゴリーが設定され、将来のトップ選手を目指すライダーが切磋琢磨しているほか、スポーツバイクに必要なスキルを習得できることからロードやトラック、MTBに転向して好成績を挙げている例も多い。また高年齢層のライダーは、生涯スポーツとしてレースを楽しんでいる。
本大会でも30歳以上の上級者によるマスターズ、30歳オーバー、クルーザー40歳オーバーで熱戦が繰り広げられた。
JBMXF公式アンバサダー、早川優衣さんが表彰式プレゼンターに
レース終了後の表彰式には、新たに全日本 BMX連盟公式アンバサダーに就任した早川優衣さんが登場。ブロンズメダルのプレゼンターを務めた。
大会名:2023 JBMXF大東建託シリーズ第3戦大阪大会
開催場所:大阪府堺市、大泉緑地 サイクルどろんこ広場
開催期日:2023年 5月27日(土)〜5月28日(日)
主催:一般社団法人 全日本BMX連盟
主管:関西BMX競技連盟
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
協力:大阪府自転車競技連盟、大泉緑地管理事務所、社会医療法人清恵会 清恵会病院
後援:大阪府、堺市(順不同)
全日本BMX連盟オフィシャルパートナー
大東建託未来のアスリート支援プロジェクト
https://team-daito.com/