古座川国際ロードレース2023が中止を発表

2023.06.02
レース

NPO法人SPORTS PRODUCE 熊野は、国際ロードレースフェスティバル「熊野INTERNATIONAL ROAD RACE フェスタ」の初日に予定されていた「古座川国際ロードレース2023」を大雨の影響により中止すると発表した。

古座川国際ロードレース2023

UCI（国際自転車競技連合）公認の国際大会としては初めて開催される予定だった古座川国際ロードレース（Kozagawa-City International Road Race）は、大雨の影響によりスタート直前まで協議がなされたものの、天候の回復が見込めないため中止が決まった。

昨年の国内大会時とはコースを一新し、一層の魅力あるコースが用意された今大会。136.5kmで争われる見通しで準備が進められてきたが、梅雨前線の活動が活発になると同時に台風の接近もあり、開催地周辺は前夜から大雨に。レース当日を迎えても雨はおさまる気配がなく、強い風も吹いており、主催するSPORTS PRODUCE 熊野を中心に開催の可否を検討。コースの状況や今後の気象動向も見たうえで、中止の決定を下した。

中止の主な理由として、前記の通り大雨と強風のほか、道路状況が著しく悪いこと、また当日朝に大雨警報が発令され、地方行政と警察からの中止の助言があったことが挙げられている。今回は選手・チームの安全に最大限配慮し、開催に向け長い期間準備に尽力された地域の方々の理解も得ての決定となった。

なお、翌3日から開幕するツール・ド・熊野2023は、2日午前の時点では予定どおり実施する方向で準備と調整が進んでいる。