チームブリヂストンサイクリングに脇本雄太が加入

 ブリヂストンサイクルが保有する自転車競技チーム「TEAM BRIDGESTONE Cycling(チームブリヂストンサイクリング)」に、自転車トラック競技で活躍する脇本雄太(わきもとゆうた)が新たに加入した。 

脇本選手は、現在UCI(国際自転車競技連合) 男子エリートケイリンランキングでTOP10に名を連ねる(※)世界で活躍するトップアスリート。2017年、2018年には、トラックワールドカップ・ケイリンで優勝も経験しており、アジア自転車競技選手権大会では、同種目で2019年大会、2020年大会連覇を果たすなど、2020年に向け活躍が期待される選手の一人となる。

※2019年10月末現在

 

脇本雄太のコメント:
「チームブリヂストンサイクリングに加入させていただき、より自分の競技パフォーマンスが向上することへの期待とうれしさでいっぱいです。国内トップレベルのチームで活動できることで、更なる競技力向上に努めます。これからブリヂストンサイクルの皆さんと共に、2020年の活躍、そして自転車競技の魅力を伝え、ファンを増やすことに取り組んでいきたいと思います。」 

 

脇本雄太プロフィール: 
生年月日:1989年3月21日(30歳)
身長:180 cm 
出身地:福井県
主な戦績:
2016年リオデジャネイロ2016オリンピック・ケイリン出場
2017年トラックワールドカップチリ大会・ケイリン優勝
2018年トラックワールドカップフランス大会・ケイリン優勝
2019年アジア自転車競技選手権大会2019・ケイリン優勝
アジア自転車競技選手権大会2020・ケイリン優勝

 

チームブリヂストンサイクリング現体制(2019年10月末現在):
1964 年にブリヂストンサイクル自転車競技部として設立した、当社が保有する自転車競技チーム(旧ブリヂストン・アンカーサイクリングチーム)。様々な困難を乗り越えながら夢に向かって挑戦し続けるすべての人の挑戦・旅(Journey)を支えていくという当社の思いを表現した「CHASE YOUR DREAM」を体現するべく活動を行っており、各々の競技で表彰台を目指し挑戦するアスリートが所属している。 

自転車競技・トラック/ロードレース
近谷涼・窪木一茂・橋本英也・石橋学・沢田桂太郎・今村駿介・太田りゆ・平塚吉光・黒枝士揮・徳田優・孫崎大樹 (計11名)

自転車競技・MTBクロスカントリー
沢田時・平野星矢 (計2名)

 

チームブリヂストンサイクリングの主な戦績:
2019 年 UCI トラックワールドカップ香港大会
・ケイリン準優勝(太田りゆ)

アジア自転車競技選手権大会2019
・オムニアム優勝(橋本英也) アジア自転車競技選手権大会2020
・オムニアム優勝(橋本英也)
・チームパシュート優勝 (近谷涼・窪木一茂・橋本英也・沢田桂太郎・今村駿介)
・マディソン準優勝(窪木一茂・橋本英也)

全日本自転車競技選手権大会
・ロードタイムトライアルU-23 優勝(今村駿介)
・個人パシュート、ポイントレース優勝(窪木一茂)
・スクラッチ優勝(橋本英也) ・マディソン優勝(窪木一茂・橋本英也)
・チームパシュート優勝(近谷涼・窪木一茂・橋本英也・沢田桂太郎・今村駿介)

 

トラックレース・ケイリンとは:
脇本選手が活躍するトラックレース・ケイリンは、日本で生まれた競輪が名前もそのままにトラック レースの国際種目として発展したもので、UCI(国際自転車競技連合)国別ランキングで日本が1位 (2019 年10 月末現在)の種目。

ケイリンは1レース最大7名で行われ、ゴール順で勝敗が決まるレース。250mの室内トラック6周回(1500m)で競われ、スタート時はペーサーと呼ばれる先導誘導車が選手たちの前を走行する。ペーサーは徐々にスピードを上げ、残り3周でコースから離脱。そこから選手だけの勝負が始まる。トップスピードは75km/hを超える高速レースだが、ペーサーが先導している間は選手のペーサー追い抜きは禁止となっており、ペーサー後方での位置取りなどの駆け引きもケイリンの魅力のひとつ。