あなたの街のシマノサービスセンター~静岡・ミソノイサイクル 有楽街本店

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Presented by SHIMANO

シマノ製品のサービス拠点となる自転車ショップが「シマノサービスセンター(SSC)」だ。その、全国各地のSSCをシリーズとして紹介していこう。今回は静岡県浜松市にある「ミソノイサイクル 有楽街本店」だ。

あなたの街のシマノサービスセンター:ミソノイサイクル有楽街本店

 

日本で最も歴史のある自転車専門店

ミソノイサイクル(MISONOI)は、全国的にも知られた自転車専門店だ。創業は何と1897年で、2023年現在で126年の歴史を持つ。自転車店だけをなりわいにしてここまでの歴史を持つのはミソノイサイクルが唯一である。

有楽街本店の他にしじみづか店と元城店の2店舗が、同じく浜松市内にある。

ミソノイサイクル有楽街本店の外観

ミソノイサイクル有楽街本店の外観

ミソノイサイクル有楽街本店の店内の様子

ミソノイサイクル有楽街本店の店内の様子

 

本店の建物自体も築70年ほどとかなり古く、歴史がある。浜松中心市街地にたたずむその姿は、レトロでとっても趣深い。

ミソノイサイクル有楽街本店スタッフのみなさん

ミソノイサイクル有楽街本店スタッフのみなさん。左から2番目が代表の御園井 智三郎(みそのい ともさぶろう)さん。中央が6代目で智三郎さんの長男・成好(しげよし)さん

 

代表を務める御園井 智三郎さんは、5代目に当たる。

「当店で取り扱っているのはスポーツ自転車全般ですが、どのジャンルが得意とか好きだとか、そういうのがないんです。もう、“自転車が好き”なんですよ。何代にもわたって、自転車好きなんです。

スポーツ自転車だけではなくて一般自転車も含めて、お客様が求めるものなら基本的にはどんな自転車でも取り扱うことができます」と御園井さん。

その理念どおり、お店ではロードバイクをメインで扱っているといったことではなく、MTBでも、小径車でもクロスバイクでも、満遍なく取り扱いを行なっている。

 

ミソノイサイクル有楽街店のここがポイント!〜お客様にとっての完璧を目指す

ミソノイサイクル有楽街本店がSSCになった理由と、お店として大切にしているポイントについて、代表の御園井さんに聞いてみた。

「自転車に関して困っているお客様がいたら、何とかしてさしあげたいんですよね。ネットで買われたものだろうが、他店で購入されたものだろうが、まずは見てさしあげる。そして、全力を尽くしてできうることは全て行い、できるものなら解決してさしあげる。いわば町の医者です。そこは当店の理念としてはっきりしているんです。

シマノのパーツは、やはり絶対的にユーザー数が多いですから、それで困っているお客様も多いです。自転車とそのパーツは、どのような販路で入手されてもまったく構いませんが、やはり最終的にはプロの手で最終点検なり整備することが必須で、適切なアドバイスを受けることも重要です。我々がその受け入れ先の一つになりたい。そういう思いから手を挙げました」と御園井さん。

「お客様に自転車を販売したり整備・修理するときに大事にしていることは、“自分たちにとっての完璧ではなく、お客様にとっての完璧を目指す”ということです。

単にマニュアルどおり整備してそのとおり動くようになったとしても、それは自分たちにとってのベストではあってもお客様にとってのベストとは限らないんです。フェイストゥーフェイスで、オーナーに合わせた調整法というか、その方にとって完璧な状態にしてさしあげて、より快適に乗っていただけるようにしないとだめなのです。ここは一番大切にしていることですね」。

現存する日本最古の自転車店で、全国的にも有名な店。いや、それだけではない。自転車が好きで、フェイストゥーフェイスであなたを助けてくれる店。それが、ミソノイサイクルなのだ。

 

シマノサービスセンターとは?

シマノ製品のサービス拠点としての役割を果たす自転車ショップ。専門技術・知識を持つプロが常駐し、バイク購入の相談から購入後のメンテナンスまで安心して任せられる。他店購入の自転車の持ち込みがOKなのも特徴だ。詳しくは、『シマノユーザー必見! シマノサービスセンターって知ってる!?』の記事をチェックしよう。

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