【東京・田端】アマンダスポーツ「ミニラボ」訪問レポート
東京・田端のサイクルショップ「アマンダスポーツ」は2019年7月5日より、「ミニラボ」を開設した。
「ミニラボ」は自分の考えを実習したり実験したりすることができ、自分の作りたいものを実現できる場として、アマンダスポーツの千葉洋三さんが借り受けている作業場を提供した。
参集初日は7月20日で、この日は合計7人が参加(ご夫婦含む)。「一からフレームを設計してみたい!」「ホイールを作ってみたい!」など、それぞれの目標やヴィジョンをもち、工房長の千葉さんにアドバイスを貰っていた。開設を知らずに訪れたお客さんも興味深々だったので、千葉さんからお題が出されていた。
参加者はそれぞれアマンダスポーツとの出会いのきっかけと、魅力を語ってくれた。
アマンダ歴3年の細田さんは、なんと埼玉県議! お知り合いの方から譲ってもらったアマンダの自転車がきっかけで、自身の1台を3年前にオーダーし、今年念願の自転車が完成。この新しいアマンダバイクで、来年富士ヒルクライムに挑戦するという。
「実は乗るより作る方が好きなんです!」とコンポジットホイールをこのミニラボで作ってみたいと語った。今後、完成される作品が楽しみだ。奥さんもご主人の自転車に乗ることがあり、お子さんはアマンダスポーツに訪れた最年少の生徒さん!彼を凌ぐ最年少者は果たして現れるだろうか。
参加者の中にもう一人ホイールづくりを目標にしている方がいた。埼玉県の飯能市から参加された栗原さんは、ハンディキャッパーの補装具を作られている方で、その道のプロフェッショナル! なんとトライアスロンに初めて出場し、初優勝された経歴の持ち主で、28年前にサイクルスポーツの広告を見たのをきっかけにアマンダスポーツの扉を叩いた。
「ぜひ自分だけのフレームを作って欲しい!」と千葉さんに話したところ、「なぜアマンダを選んだの?」と聞かれ、「カッコいいからです!」と実にシンプルな答えに千葉さんは思わず笑ってしまったという。それから自身でも千葉さんの教えを受けてフレームを3台作り、このミニラボを通して今度はホイールを作ってみたい!と新しい夢と目標を語ってくれた。
工房長である千葉さんは、「特別なワザはいらない。誰もが納得できるものをみんなで作ってみたい。100%の性能ではなく、その性能以上の力を発揮できるものを作ってもらいたい。そして今までにない新しいフレッシュなアイデアを是非みなさんで考え出してほしい。」と語った。
翌週の7月26日〜28日には中学1年生の参加者がお父さんと来店し、一緒にサクラ材のワッシャ作りをこの3日間で仕上げるとのこと。
今後ミニラボに訪れた方々がどんな物を作り上げ、その作品で走るのか楽しみだ。
作業日:毎週 金・土・日(年間日数 144日、総単位数 576単位)
時間割:10時〜19時30分、1日4単位
1単位:2時間 2000円
年会費:1万円(傷害保険は各自加入)
※ 6〜12歳は介添え1人が必要で1万5000円(傷害保険込み)
※ フレーム製作費用などは別途
問・アマンダスポーツ
〒114-0012 東京都北区田端新町1-11-18
TEL 03-3809-2477
営業日:金・土・日曜日
営業時間:PM1:00〜PM8:00
amanda_chiba@ybb.ne.jp
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