デカトロンの国内2号店が千葉・幕張にオープン

フランスで創業し、革新的でリーズナブルなオリジナルブランドを展開するスポーツブランド「デカトロン」の国内第2号店が、千葉県のイオン幕張店内に2020年5月22日にオープンした。キャンプ・ハイキング、サイクリング、ゴルフ、ランニングなど約40種類以上のスポーツの1万3000点以上のアイテムがそろう。ここではサイクリングのコーナーを紹介していこう。

デカトロン

デカトロンのサイクリングブランドは4つある。デカトロンのサイクリング部門全体を表し、主にエントリーモデルの「B’twin(ビトウィン)」、ミドルグレードの「Triban(トリバン)」、アルミのハイエンドやフルカーボンの「Van Rysel(ヴァンリーゼル)」、MTBの「Rockrider(ロックライダー)」だ。

デカトロン

デカトロン幕張店のサイクリングコーナーで最も高価なヴァンリーゼル・CF CN 900(19万8000円・税込)。フルカーボンフレームにコンポはシマノ・105。フォークコラムやシートポストまでカーボンだ

デカトロン

ヴァンリーゼル・CF CN 900はUCI認証なのでレースに出られる。実際、U19のプロチームがフレームを使っており、剛性も高いという

デカトロン

機械式ディスクロードのトリバン・RC500(7万5000円・税込)。アルミフレームにコンポはシマノ・ソラ。自転車通勤で需要が高まるなか、1つ上のグレードでシマノ・105コンポのRC520とともに、デカトロン幕張店で一番売れている

デカトロン

ビトウィンのクロスバイクとロックライダーのMTB

デカトロンのサイクリング関連アイテムもコストパフォーマンスが売りだが、その安さゆえに品質は大丈夫かとよく言われるという。しかし、本国フランスでデザインし、自転車大国フランスの安全基準を満たし、生産は自社工場で行ってコストを抑えつつ品質を保っている。自転車はデカトロン内の規定をクリアした整備士によってしっかりと組み立て・整備が行われる。

デカトロン

自転車の整備が行われるワークショップスペース。デカトロン内の規定をクリアした、ジレを着た担当者が整備する

デカトロン幕張店では、ウェア、アクセサリー、パーツまで一通りのリーズナブルなサイクリング関連アイテムをそろえているが、ケミカルは扱っていない。デカトロンで作っているものはあるが、法律の問題や輸送の関係で日本に入ってこないからだ。この点は注意しよう。

デカトロン

キッズからジュニアまでのバイクもある。ラインナップはバランスバイク、14インチ、16インチ、20インチ、26インチ。特にジュニアのものは変速がついているのに2万円以内で買えるので人気

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通路が広めにとってあり、ここでキッズバイクを試せる

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デカトロンの自転車ウェア

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デカントロンの自転車アクセサリー、パーツ

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ビブショーツのトリバン・RC500は7490円(税込)。3時間以上のレースで使えるパッドを備える

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ビトウィンのフルード式トレーナー「In’Ride500」は2万7900円(税込)

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スタッフのバイク。トリバン・RC500にキャリヤやバッグを付けたほか、フロントシングルにし、タイヤも変更している。将来的にはこのようなカスタマイズサービスを行う予定だ

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2020年7月2日に行われた内覧会で挨拶するデカトロンジャパンのギナール・エリック代表。「(デカトロン幕張店で)すべての人に新しいスポーツと出合いがあることを心より願っています」と話した

デカトロン幕張店
所在地:千葉県千葉市美浜区ひび野1-3 イオン幕張店1F
営業時間:10時-21時(イオン幕張店に準じる)