あなたの街のシマノサービスセンター〜大阪・ベックオン
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シマノ製品のサービス拠点となる自転車ショップが「シマノサービスセンター(SSC)」だ。その、全国各地のSSCをシリーズとして紹介していこう。今回は大阪市内のショップ、「ベックオン(BECKON)」だ。
大阪市の中心地に立地。母体は自転車通販の「ワールドサイクル」
ベックオンは大手自転車通販サービス「ワールドサイクル(WORLD CYCLE)」が展開するスポーツバイク専門店だ。2013年にオープンし、ロードバイクとクロスバイクを中心として、圧巻の店頭在庫をそろえている。ウェアやアクセサリー類も豊富に取りそろえる。
毎週末に走行会(コロナ禍により、現在はインドアトレーナーを使った走行会に切り替えている)やパンク修理口座、バーテープの巻き方口座など、ショップ主催イベントも充実する。
ベックオンのここがポイント!〜客の納得をしっかり得たうえで作業
ベックオンがお店のサービスとして大切にしていること、こだわっていることについて、メカニックの鎌苅剛史(かまかりつよし)さんに聞いた。
「ベックオンがシマノサービスセンターになったのは、お店の窓口を広く開くというモットーがあってもともと他店で購入したバイクも持ち込みOKにしていましたし、シマノ製品に対してより深い理解をスタッフ自身が得て、より良いサービスをお客様に提供し信頼を勝ち取るため、というのが最大の理由です。
ふだん我々が大切にしているのは、“お客様の納得をしっかりと得たうえで作業をする”ということです。例えば、どこかに不調をきたしたバイクをお客様が修理で持ち込まれたとして、まずはなぜその不調が起きているのかを実際にメンテナンススペースで目で見てもらい、説明して理解していただきます。そのうえで、“交換が必要だからすぐ交換しましょう!”と強制的に勧めるのではなくて、“ここを交換すればこれだけ気持ち良く走れるようになりますよ! いかがしますか?”と選択肢を示したうえで、納得してもらってからその作業を依頼してもらうようにしています」。
大阪市内に住んでいて、中心市街地に職場のある人などは立ち寄りやすいお店だろう。ぜひ訪れてみてほしい。
シマノサービスセンターとは?
シマノ製品のサービス拠点としての役割を果たす自転車ショップ。専門技術・知識を持つプロが常駐し、バイク購入の相談から購入後のメンテナンスまで安心して任せられる。他店購入の自転車の持ち込みがOKなのも特徴だ。詳しくは、『シマノユーザー必見! シマノサービスセンターって知ってる!?』の記事をチェックしよう。