あなたの街のシマノサービスセンター〜三重・サイクルハウスミヤタ小津店

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Presented by SHIMANO

シマノ製品のサービス拠点となる自転車ショップ「シマノサービスセンター(SSC)」。このシリーズでは全国各地のSSCを紹介する。今回は三重県松阪市にある「サイクルハウスミヤタ小津店」だ。

あなたの街のシマノサービスセンター・サイクルハウスミヤタ小津店

初めてのスポーツバイク選びからアップグレードまで幅広くサポート

サイクルハウスミヤタ小津店の外観

サイクルハウスミヤタ小津店の外観

サイクルハウスミヤタ小津店の店内

サイクルハウスミヤタ小津店の店内

三重県中部の松阪市に1964年に創業したサイクルハウスミヤタ。2代目の現社長・宮田博司さんがスポーツバイクの取り扱いを始め、2016年春にスポーツ車専門のサイクルハウスミヤタ小津店を松阪市小津町にオープン。ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどのスポーツバイクに加え、キッズバイクや小径車も扱い、多様化するサイクルライフに対応する。現在はシティ車中心のサイクルハウスミヤタ大黒田店と2店舗体制をとっている。

小津店は三重県中部の幹線道路・国道23号沿いにあり、東に20kmほど行くと観光地として名高い伊勢があり、南に行けば世界遺産の熊野古道でおなじみの熊野がある。西に行けば奈良県境方面まで山岳エリアも広がっている。勢和をはじめ、常設MTBコースも近い。市内には城下町やお伊勢参りの旅人が通った旧街道があり、店の近くには海岸沿いを走る堤防道路もあってポタリングを楽しめるコースも多い。サイクルライフを楽しむには最高のロケーションだ。全国一周をするサイクリストが道中にスポークを破損したりタイヤがすり減ったりして立ち寄ることも多いという。

サイクルハウスミヤタ小津店のスタッフの皆さん

サイクルハウスミヤタ小津店スタッフの皆さん

スタッフは社長を含めて6人。宮田社長(上の写真一番左)は中学生のころからツーリング車やマウンテンバイク、ロードバイクなど様々な自転車に乗ってきており、最近はお店の経営の傍ら、eバイクでも参加できるロングライドイベントを主催する。武本直浩店長(上の写真中央)は主にフィッティングや講習会などを担当し、毎週日曜日に開催するお店主催の初心者から参加できるライドイベント・サンデーライドを主催。瀧永浩一さん(写真左から2番目)は、主にメカニックを務め、地元で開催されるシマノ鈴鹿ロードなどのイベントで客とともに参加するレースサポートを担い、レース志向の強い客向けの朝練もとりまとめる。松本祐太郎さん(上の写真右から2番目)は大黒田店で一般車も多く扱っており、スポーツ車から一般車まで幅広い自転車の修理を担当。女性スタッフの伊藤眞美さん(上の写真一番右)、松本瑞月さん(取材当日は休み)もおり、女性サイクリストも入りやすいのが特徴だ。

サイクルハウスミヤタ小津店のここがポイント〜家族で楽しめる自転車ライフを提案

サイクルハウスミヤタ小津店のSSCコーナー

サイクルハウスミヤタ小津店のSSCコーナー

スポーツバイクだけでなく、キッズ車や小径車なども扱うため、客の年齢層は子供から定年退職したシニアまで幅広い。「新型コロナ感染症拡大の影響で、密になりにくいアクティビティとして自転車に人気が集まっていると感じる」と瀧永さん。最近はeバイクも人気で、「スポーツバイクに興味があるが、つらいのはいや」というビギナーが1台目からeバイクを購入するケースが増えているそうだ。その際に試乗して購入に至るケースが多いので、試乗車は常に用意している。

キッズバイクも人気という。「新型コロナの影響で子どもたちをテーマパークなどに遊びに連れて行ったり、旅行に連れて行きにくくなったので、その分の予算を使って近所でも手軽に遊べるアウトドアとして自転車が人気になっているのでは」と宮田社長。子供へキッズバイクを購入した客で、自分も自転車を楽しみたいとクロスバイクを購入するケースも増え、家族で自転車に楽しむ客が増えているという。

ビギナーの客が多く、そういった客には納車時に変速やブレーキの操作方法やバイクの乗り降りの仕方をレクチャーしている。例えばビギナーは停車時にサドルの上に腰を据えたまま足を地面に付けようとするが、そうするとサドルが低くなりすぎるので「停車時はサドルの前に降りてトップチューブをまたぐように立つ」と教えるそうだ。

購入後のサポートも充実している。ショップのサンデーライドや社長企画のロングライドイベントなど、購入後の楽しみ方を提案する場を設けている。ほかにもケミカルブランドの社員を招いてメンテナンス講座を開くなどし、サイクルライフを充実させるイベントを定期的に開催しているが「最近は新型コロナウイルス感染症対策として屋内でのイベントはしにくいので、現在は中断中。いずれ再開したい」と武本店長。

納車時にはメンテナンスの必要性も伝えている。特にビギナーは自転車はメンテナンスフリーだと思っていることが多いので、初期性能を維持して安全に乗り続けるためにメンテナンスが重要であること、車のように法定点検がなくお店で定期的にメンテナンスするか自分でメンテナンスする必要があることなどを伝える。店からは1か月後や半年後、1年後などに客にはがきを出し、メンテナンスでの来店を呼びかけている。

「シマノの製品は、コンポーネントを構成するSTIレバーやディレイラーなどのパーツのさらに細かなスモールパーツもすぐに手に入る態勢が整っています。さらに、スポーツバイクの組み付けや整備は高い技術と豊富な専門知識も重要ですが、当店では経験豊富で高い技術を持つメカニックが組み付けや整備を行っているので安心して利用していただきたいです」と瀧永さん。

お店がシマノサービスセンターであることは、シマノ製品を利用するすべてのサイクリストにメリットになる、と宮田社長。「シマノ製品のサービス拠点であることを対外的にうたうことで、当店のお客様だけでなく、地域のすべてのサイクリストが『シマノの製品のことで分からないことがあればSSCに相談すればよい』と感じていただけると考えます。最近は通販を利用してショップとのつきあいがないお客様も増えていると感じますが、そういう方にも気軽に利用していただきやすくなると思います」。

シマノサービスセンターとは?

シマノ製品のサービス拠点としての役割を果たす自転車ショップ。専門技術・知識を持つプロが常駐し、バイク購入の相談から購入後のメンテナンスまで安心して任せられる。他店購入の自転車の持ち込みがOKなのも特徴だ。詳しくは、『シマノユーザー必見! シマノサービスセンターって知ってる!?』の記事をチェックしよう。

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