あなたの街のシマノサービスセンター~大阪・バイシクルランドサカタニ茱萸木本店
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シマノ製品のサービス拠点となる自転車ショップが「シマノサービスセンター(SSC)」だ。その、全国各地のSSCをシリーズとして紹介していこう。今回は大阪狭山市のショップ、「バイシクルランド・サカタニ茱萸木(くみのき)本店」だ。
1920年創業。南大阪の老舗
バイシクルランド・サカタニ茱萸木本店は、金剛山地からほど近い南大阪地域にある、大阪狭山市のスポーツ自転車専門店だ。周辺は郊外のベッドタウンといった趣である。他に滝谷店とコノミヤ店の2店舗がある。
店内には10以上の幅広いブランドのスポーツバイクが並ぶ。代表を務める3代目の酒谷啓三さんは「お客さんのリクエストや、古くからの付き合いを大切にしていたら(取り扱うブランドが)増えてしまった」と話す。
創業は何と1920年! スポーツ自転車を本格的に扱い始めたのは昭和50年頃からで、もう45年以上になる。レースに力を入れていた時期もあり、「Sakatani」のロゴやジャージに見覚えがある人も少なくないだろう。近年はツーリングが主体で、アワイチやビワイチ、しまなみ海道といった有名どころから、近場の金剛山や吉野、大阪サイクリングロードなど、スポーツバイク初心者に楽しみを伝える活動が多いという。
バイシクルランド・サカタニのここがポイント!〜困っている人を見放されへん!
バイシクルランド・サカタニ茱萸木本店では一般自転車の修理や整備も行っており、他店や通販で購入した自転車についても「困っている人を見放されへん」と、断らずに受け入れている。こうした駆け込み寺的なショップの姿勢が、シマノサービスセンターになるきっかけの一つとなったそうだ。酒谷さんに店のポリシーを聞いた。
「その自転車のポテンシャルを最大限に引き出せるように、メンテナンスの努力をしています。新車はできるだけ分解して、整備調整しながら組み直しています。また遠くから来られるお客さんもいるので、店頭の自転車であればなるべくその日のうちに渡せるよう、店頭に出した時点で完組・整備済みにしています」。
昨今のスポーツバイクの需要増と品薄から、遠方から自転車を買い求めに訪れる人も増えているという。
「スポーツ自転車専門店でも入りやすい、初心者の人にも来てもらいやすいお店を目指しています。初心者に難しい用語を使わずに説明することも心がけていますね」。
歴史ある老舗ながら、常にユーザーに寄り添うお店。ぜひ気軽に訪れてみてほしい。
シマノサービスセンターとは?
シマノ製品のサービス拠点としての役割を果たす自転車ショップ。専門技術・知識を持つプロが常駐し、バイク購入の相談から購入後のメンテナンスまで安心して任せられる。他店購入の自転車の持ち込みがOKなのも特徴だ。詳しくは、『シマノユーザー必見! シマノサービスセンターって知ってる!?』の記事をチェックしよう。