あなたの街のシマノサービスセンター〜大分県・オールウェイズバイシクルズ
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シマノ製品のサービス拠点となる自転車専門店が「シマノサービスセンター(SSC)」だ。その、全国各地のSSCをシリーズとして紹介していこう。今回は大分県大分市にある「オールウェイズバイシクルズ」だ。
黄色い建物が印象的な大分県唯一のSSC
大分大学前駅から徒歩5分。大分市内から車を10分ほど走らせると、幹線道路からパッとまぶしい黄色の外壁の建物が目に飛び込んでくる。そこには自転車のシルエットが描かれ、そこが自転車ショップだということは一目瞭然。九州地方のSSCの一つ「オールウェイズバイシクルズ」は、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクと幅広いラインナップをそろえるスポーツ自転車専門店だ。
人懐っこい笑顔で出迎えてくれた長田大介店長。3年間滋賀の有名スポーツ自転車専門店「ストラーダバイシクルズ」で修行をしたのち、2011年に地元の大分県内で開業した。「昔から自転車が好きで、大学時代はワンゲル部で九州や北海道でのツーリングを楽しみました。その活動を通じてメンテナンスに詳しくなりましたし、自転車に関わる仕事をしたいと思うようになりました」。
夢だった地元での開業から早10年以上。30代前半での開業に、「ストラーダバイシクルズで働いているときは自分では無理かな? と思うこともありましたが、代表の井上さんも応援してくれたので、ここまできたからにはやるだけやってみようと思い、今日までやってきました」と振り返るが、その確かな実績とスポーツ自転車専門店としての信頼が、シマノから声をかけられる形で、大分県唯一のSSCになった理由にほかならない。
オールウェイズバイシクルズのここがポイント!〜走る楽しさを提供
「お客様に適した自転車を販売したり、修理や整備を完璧にこなすことは、私はスポーツ自転車専門店としてできて当然のことと捉えていまして、“その先”をしっかりとカバーすることが重要だと思っています。それはつまり、走る楽しさを提供するということです」と話す長田店長は、開業当初からお客さんと走りに行ったり、イベントに参加する機会をとても大切にしている。コロナ禍以後は人数や回数を減らしているものの、今も定期的にお客さんと一緒にライドを楽しみ、スポーツ自転車初心者には自転車の遊び方を知ってもらうべく活動している。オールウェイズバイシクルズでスポーツ自転車と出会い、そこから上達していく人も多くなり、2022年シーズンはお客さんたちとクロスカントリーでチーム登録をし、JCF主催のクップドゥジャポンシリーズも転戦した。
ストラーダバイシクルズ代表の井上さんを師匠と慕う長田店長。ストラーダとはイタリア語で“道”を意味することから、自分の店舗にも“道”を意味する“WAYS”に、全てという意味の“ALL”と、永遠を意味する“ALWAYS”の意味合いを込めて“ALLWAYS”という店名が生まれた。「造語ですが、親しみやすい言葉で気に入っています」と、はにかみながら店名の由来を教えてくれた。
そんな店名にふさわしく、お店のある大分周辺には風光明媚なサイクリングロードを始め田舎道が多く、ロードバイクでもマウンテンバイクでもさまざまなフィールドでのライドを楽しめる。“走る楽しさを提供する”オールウェイズバイシクルズを拠点に、スポーツバイクの遊び方は無限に拡がっていくだろう。
シマノサービスセンターとは?
シマノ製品のサービス拠点としての役割を果たす自転車ショップ。専門技術・知識を持つプロが常駐し、バイク購入の相談から購入後のメンテナンスまで安心して任せられる。他店購入の自転車の持ち込みがOKなのも特徴だ。詳しくは、『シマノユーザー必見! シマノサービスセンターって知ってる!?』の記事をチェックしよう。