あなたの街のシマノサービスセンター～沖縄・沖縄輪業 南風原店
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シマノ製品のサービス拠点となる自転車ショップが「シマノサービスセンター（SSC）」だ。その、全国各地のSSCをシリーズとして紹介していこう。今回は沖縄県南風原（はえばる）町にある「沖縄輪業 南風原店」だ。
沖縄県を代表する自転車専門店
黄色い看板が目印の沖縄輪業 南風原店
入り口を入った場所から見える店内の様子。さまざまな種類のバイクが並ぶ
2階へ続く壁には、さまざまな選手たちのサインが入ったジャージが飾られる
沖縄輪業 南風原店は、那覇市の隣、南風原町内にある自転車専門店。那覇空港からは車で30分ほどの距離にある。創業は1951年。最初は国の船舶エンジンや無線を扱う会社だった。その後、自転車専門店として那覇市に前島店を構え（現在はロードバイク専門店となっている）、この南風原店がオープンしてからは20年以上が経つ。今では沖縄県内に前島店、南風原店、前島2号館の3店舗があり、県内最大の自転車専門店として名を馳せる。
また、沖縄輪業の現会長である森兵次さんが発起人となり、1988年からスタートした“ホビーレースの甲子園”とも言われる「ツール・ド・おきなわ」とも深い関わりを持ち続ける。現在でも沖縄輪業からスタッフを派遣し、メカニックサービスや審判の支援などを行っている。
那覇の中心部から少し離れていることもあり、日常の足として自転車を使っているお客さんが多いとのこと。広い店内には、ロードバイクだけでなくクロスバイクやMTB、シティサイクルなど、さまざまな種類の自転車が並ぶ。
これからスポーツ自転車を始めようという人からレースを走りたいという人まで幅広くカバー。さらには、キッズ用の自転車のコーナーもあり、休日には家族連れも多いそうだ。南風原店と前島2号館では、自転車の販売だけでなくレンタルも行っているため、旅行で沖縄に訪れるという人にとっても便利だ。
沖縄輪業 南風原店のスタッフの皆さん。一番左が店長の河野竜也さん
沖縄輪業 南風原店のここがポイント！～自転車の楽しさを伝えたい
沖縄輪業 南風原店がSSCに加入した理由と、普段から心がけていることを店長の河野竜也さんに聞いた。
「スポーツ自転車においてシマノは欠かせないパーツです。そのシマノをしっかりと取り扱うことができ、幅広いサービスを提供することができるショップであるということを広く知っていただくために、SSCになりました」と河野店長。
「普段から心がけていることとしては、お客様に自転車の楽しさをより知っていただけるようにすることです。お客様に最適な自転車を販売する、メンテナンスを完璧に行うというのは、自転車専門店としてはできて当然のことだと考えていまして、私たちは自転車の楽しさを知っていただくことを重視しています。
例えば当店では“おはようサイクリング”や、“月例サイクリング”などの走行会を定期的に行っています。これは当店で買った人でなくても参加OKとしています。参加者は小学生から高齢の方まで、もう本当に幅広いですね。バリバリ走りたい！ というよりも、ポタリングのようにゆったりしたサイクリングになるので、気負わずに楽しく走りたい方向けという感じです。
なお、ツール・ド・おきなわなどを目指すレーサー向けには、ロードバイク専門店の前島店でそうした方向けの走行会も開催しています。
また、まずは接客や販売のときには交通ルールのお話とかライディングポジションのお話とか、そういうスポーツ自転車に乗るうえで基本的な事柄から説明をするようにもしています。これも自転車を楽しむためには重要なことです」。
沖縄県内に住んでいる人、あるいは、旅行で沖縄に訪れた人にも便利な沖縄輪業 南風原店。ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
シマノサービスセンターとは？
シマノ製品のサービス拠点としての役割を果たす自転車ショップ。専門技術・知識を持つプロが常駐し、バイク購入の相談から購入後のメンテナンスまで安心して任せられる。他店購入の自転車の持ち込みがOKなのも特徴だ。詳しくは、『シマノユーザー必見！ シマノサービスセンターって知ってる!?』の記事をチェックしよう。
