【千葉県】シクル・マーモット「イタリアンハンドメイドバイシクル試乗会」11/29開催
目次
イタリアのハンドメイドバイシクル工房と自転車職人を応援するイニシアティブarteciclo(アルテチクロ)では、2020年11月29日(日)千葉県松戸市のサイクルショップ「シクル・マーモット」で試乗会を開催する。
また、当日試乗会に参加した人の中から抽選でプレゼントが当たるキャンペーンを実施する。
artecicloイタリアンハンドメイドバイシクル展示試乗会
開催日:2020年11月29日(日)10:00〜16:00
※ 当日は営業時間を2時間早め、10時から開催します。
店舗情報:シクル・マーモット
住所:〒271-0092 千葉県松戸市松戸2160番地2 第三裕和ハイツ 101
電話:047-702-7386
Web Site http://marmotte.server-shared.com/
Facebookページ https://www.facebook.com/cyclesmarmotte/
シクル・マーモットについて
2010年4月に松戸にオープンしたシクル・マーモット。今年6月には新店舗に引っ越し。元の店舗からわずかに300mほど離れ、江戸川サイクリングロードのすぐ脇という、サイクリストには大変便利な立地でリニューアルオープンしました。
有名サイクルショップから独立したオーナーの馬場 善久さんは「フレンチアルプスで行われている市民レース『ラ・マーモット』のように、大自然の中でサイクリングを楽しむこと」をモットーに、気軽に走れる走行会などを積極的に開催するほか、シクロクロスや、ブルベなどのレースイベントにも参加し、幅広い自転車の楽しみ方をお客様に提案しています。
とりわけブルベは、最高峰とされるパリ・ブレスト・パリにも出走するほど熱心で、この世界最古のサイクリングイベントをお客様や仲間と参加し、1200km走破することを自身のサイクルライフのメインイベントと捉えています。
プレゼントキャンペーンについて
試乗会参加者の中から抽選でオリジナルグッズをプレゼント!
なお、抽選および商品のお渡しはイベント後日となり、当選者にはお店より個別にご連絡します。
arteciclo参加5ブランドのイタリアンハンドメイドバイシクルが出展
■CICLI DRALI MILANO
ミラノの下町の自転車店をルーツとするCICLI DRALI MILANO。
ビルダーのジュゼッペ・ドラーリは御年93歳と、現役最高齢のビルダー・メカニック。かつて、BIANCHIのレパルトコルセのフレーム製作を請け負い、伝説のレーサー、ファウスト・コッピの活躍を支えたこともあります。
現在は3人の新オーナー(そのうち1人はジョルジョ・アルマーニの甥も!)のもと、メジャーブランドの仲間入りを目指して積極的に展開しています。
同ブランドで国内初となるミニストア「SPAZIO DRALI」(artecicloショールーム内)の近日オープンに先駆けて、伝統的なクロモリラグドフレーム「Specialissima」や、カーボン製ロードバイク「Darsena」の展示試乗車の他、CICLI DRALI MILANO自慢の、お洒落なサイクリングアパレルを先行予約販売します。
■BIXXIS(ビクシズ)
ドリアーノ・デローザが家族の工房を離れて2015年に娘マルティーナと二人で立ち上げたBIXXIS(ビクシズ)。ドリアーノが最も尊敬するビルダーであり父のウーゴ・デローザから学び受けた自転車フレーム作りの伝統を守り、継承することを目指している。
https://bixxisepopea.com/
*今回はBIXXISの広報車として活躍し、雑誌に取り上げられるなど、いま話題のBIXXISカーが当試乗会にやってきます。
■DeAnima(デアニマ)
DeAnima(デアニマ)のジャンニ・ペゴレッティは「フレームビルダーの王様」と称えられた鬼才ダリオ・ペゴレッティの弟で「PEGORETTI」の工房で兄を支えた後は、麻薬におぼれた人々の社会復帰を、自転車製作の学びを通じて支援した。同施設で教え子だったアントニオと立ち上げたDeAnimaでは、ジオメトリオーダーもできる少量生産のカーボンバイクを中心に展開。「PEGORETTI」を世界的なブランドに飛躍させた、ジャンニ得意の、モダンアートにインスパイアされたアーティスティックなグラフィックデザイン&ペイントも魅力。
去る10月に東京サイクルデザイン専門学校(渋谷区)で初となる、外国人によるオンラインセミナーの講師を務めたことで、同国学生はもちろん、日本のサイクリストに広く名を知られる外国人フレームビルダーになったと言える。
東京サイクルデザイン専門学校では、伊ハンドメイド自転車メーカー 「DeAnima」の自転車職人ジャンニ・ペゴレッティを特別講師にむかえてオンラインワークショップを開催。
https://arteciclo.org/2020/08/17/tcd/
■CICLI PELIZZOLI(チクリ ペリッツォーリ)
イタリアのチクリズモが最も輝いていた往年を知るフレームビルダーが、現在なおも現役で自転車を作っているというのは昨今ごく限られたケースだ。その中でも、ジョヴァンニ・ペリッツォーリは、残された数少ないレジェンドビルダーのひとりと呼ぶに値する偉大な存在だ。
1960年代にウーゴ・デローザの工房で職人をやっていたジョヴァンニ・ペリッツォーリは、ほどなく独立して「CIOCC」を立ち上げる。後にCIOCCは弟子の職人に事業を譲渡し、今度は自らの名を冠するブランドPELIZZOLIの工房で活動を始めた。これらの過去は、60年代~70年代のことなので、PELIZZOLIが以下に老舗のブランドかがわかる。
90年代に工房は「FAUSTO COPPI」の商標権を持つ総合自転車メーカーのマシャーギ社から、レース機材の製作委託を受ける。ジャンニ・ブーニョや、日本人で初めてツール・ド・フランスに出場した今中大介氏が所属した「TEAM POLTI」のイエローが印象的な「FAUSTO COPPI」のバイクは、何を隠そうジョヴァンニ・ペリッツォーリが手掛けていたものだ。
また、彼はレース史上はじめてアルミフレームを投入したことでも知られている。PELIZZOLIの工房は現在、ジョヴァンニと息子サムエル、ペイントを担当する甥の3人で運営されている。
■OTTO TUBI
ビルダーのダニエル・ポンティルの本業はイタリアのメガネ産業の一大集積地で工場を経営するメガネ職人。そのため、自転車フレームのろう付け溶接でも、抜群の腕前で、極めて丁寧で美しい仕上がりをやってのける。
自転車フレームビルダーの道を志願し、その教えを請うた相手は生前のダリオ・ペゴレッティだ。彼はダニエルに自身のオリジナルフォーク「Pegoretti Falz」の使用を快諾する。このフォークはペゴレッティの他にはBIXXISでも採用しており、性能の評判はとても高い。使用するチューブはステンレスにこだわっている。
ダニエルと「OTTO TUBI」のブランドはまだイタリアでも無名の存在だが、NAHBS主催者のドン・ウォーカーが早くも目をつけ、同イベントへの参加を正式に招待しているというから、注目に値する自転車職人と言える。
※新型コロナウィルスに伴う対応について
当イベントをお客様に安心して楽しんでいただくため、下記の予防対策を実施して行います。
皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
・マスクの着用
お客様ならびにスタッフの健康と安全確保を考慮しています。
・消毒の徹底
展示品や試乗車に触れることを考慮し、皆様の消毒をお願いします。
また、試乗車はお客様の試乗ごとに消毒を実施しますので、次に試乗のお客様にお待ちいただくことがあります。