ペダル型パワーメーター5選と活用法 ユーザーの声&実走チェック 有料記事
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ペダルにパワーセンサーを内蔵したペダル型パワーメーター。その長所や短所、他のパワーメーターと何が違うのか、どのように活用できるのかなどを紹介する。さらに国内で買える5つのモデルを実際にテストし、その実力に迫る。
自転車を進ませるためにライダーが発揮した力を数値化したパワー。これを測るためのセンサーがパワーメーターだ。パワーメーターを活用すれば、効率良くトレーニングするためのパワートレーニングができるほか、ロングライドでバテずに長時間走るためのペースメーカーとしても活用できる。
パワーメーターはセンサーが内蔵される場所によってクランク型やペダル型などの種類がある。なかでもペダル型は「手軽に着脱できるのが魅力」とパワーメーターに詳しいハムスタースピンの福田昌弘さんは話す。
「何台か自転車を持っていて、1台のパワーメーターを使い回したいという人には、簡単に着脱できるペダル型はいいですね。コンポを載せ替えると、他のタイプのパワーメーターはそのまま使えないことも多いですが、ペダル型はペダルを換えるだけでOKです」
では、ペダル型パワーメーターを選ぶ際、どのようなことに気をつければいいのだろうか? 福田さんは次のように説明する。
「まずはクリートの互換性。ロード用だとシマノやルック、スピードプレイだと対応するものがあります。後は技術的なことでいうと、計測できる項目の多さ、ケイデンスの測定範囲も注目した方がいいですね。最低・最大ケイデンスの幅は広い方がいいです」
アドバイザー ハムスタースピン 福田昌弘さん 「ハムスタースピン」代表。プロ選手やホビーライダーのコーチングを行う傍ら、関西医科大学大学院医学研究博士課程で研究に従事。自らも精力的にレースやイベントに参加する。