カンパニョーロの新たなコンポ「スーパーレコードSワイヤレス」登場

スーパーレコードSワイヤレス

カンパニョーロから、新しいコンポーネント「スーパーレコードSワイヤレス」が登場した。「S」の文字は、最高峰の「スーパーレコードワイヤレス」をベースにしたスペシャルエディションを意味する。マットブラック仕上げと、クランクセットとカセットの歯数追加によるワイドなギヤ比が特徴だ。

スーパーレコードSワイヤレスの深みのあるブラックは、コンポーネントのすっきりとした空力的なラインを引き立てる。

スーパーレコードSワイヤレス スーパーレコードSワイヤレス スーパーレコードSワイヤレス

誕生以来始めてマットブラックに染め上げられた「ボーラWTO」ホイールのマットエディションも登場。同様の「HPPM」パワーメーターも用意される。

ボーラWTOマットエディション HPPMマットエディション

また、スーパーレコードSワイヤレスは、あらゆるレベルのサイクリストの要望に応えるよう設計されている。 従来の45×29T、48×32T、50×34Tに加え、新たに52×36T、53×39T、54×39Tのクランクセットが追加された。カセットは、10-27T、10-29T、そして新しい11-32Tの3種類。このより幅広いギア比を、スーパーレコードワイヤレスより低価格で提供する。

スーパーレコードSワイヤレス

重量は、スーパーレコードワイヤレスと比べて150gの増加にとどまった。極限まで素材の使用を抑え、中空でないフルカーボンクランクセットを追加することで実現したという。

これらの特徴のほか、最大限の動力伝達効率を実現するウルトラトルクシステム、外部防塵保護シールのプロテック、優れたブレーキ性能、人間工学に基づいた操作系とレバーの適応性、バッテリー残量が一目でわかるLEDインターフェイス、マイキャンピー3.0アプリとの連携といった、最近のカンパニョーロ製品に搭載された技術も用いられている。