2024ジャパンカップクリテリウム トームス・スクインシュが勝利!
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トップ3は、スクインシュ、2位がシュミット、3位がルビー
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フィニッシュラインを一番に切ったのはスクインシュ
宇都宮市内の中心部、大通りに1周2.25kmのコースを設定。レースは15周、計33.75kmで争われる。連勝を続けているリドル・トレックが勝つのか、はたまた他のチームが勝つか。下馬評ではリドル・トレックが優勢だったか。
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スタートラインに選手たちが並ぶ
前日のチームプレゼンテーションで引退を発表した畑中勇介(日本/キナンレーシングチーム)のスタートアタックで始まったクリテリウムは、終始ハイペースで展開された。畑中は1コーナーまでを独走し、それに対して集団が詰めてくる。大通りに長く伸びる集団、ペースが速いことがうかがい知れた。
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ファーストアタックのメンバー
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パウレスやモホリッチら有力勢が序盤から逃げを形成
2周目、好調が伺えるニールソン・パウレス(米国/EFエデュケーション・イージーポスト)を筆頭に5人の逃げができる。メイン集団との差は徐々に開いていくなか、一人が単独でブリッジして先頭6名。4周目に設定されたスプリント賞は、マテイ・モホリッチ(スロベニア/バーレーン ビクトリアス)が獲得。直後の5周目には、メイン集団から5名が追走として上がってきた。
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集団からウッズやスクインシュらも飛び出し、先頭に合流
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集団は逃げにメンバーを入れたチームがコントロールに入る
1周かけて逃げ集団に追い付き、先行は11名に。
トームス・スクインシュ(ラトビア/リドル・トレック)
マウロ・シュミット(スイス/チームジェイコ・アルウラー)
アントワーヌ・ユビー(フランス/スーダル・クイックステップ)
ブレイディ・ギルモア(オーストラリア/イスラエル・プルミエテック)
ニールソン・パウレス(米国/EFエデュケーション・イージーポスト)
マテイ・モホリッチ(スロベニア/バーレーン ビクトリアス)
アンドレーア・バジョーリ(イタリア/リドル・トレック)
アントニー・ペレス(フランス/コフィディス)
ジャンマルコ・ガロフォリ(イタリア/アスタナ・カザクスタン)
ローガン・カリー(ニュージーランド/ロット・デステニー)
マイケル・ウッズ(カナダ/イスラエル・プルミエテック)
という強力なメンバーに、日本勢はなすすべがなかった。
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超強力な先頭グループが集団を引き離す
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2回スプリントポイントをトップ通過したモホリッチ
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ラスト1周の鐘が鳴ると、先頭集団でスクインシュがアタック
先頭は、メイン集団との差をどんどん広げて、その差は最大30秒まで広がり、逃げ切りが濃厚になった。最終14周目このメンバーからパウレスがペースを上げる。そしてスクインシュがジャブを打つかのように単独で抜け出しを図るが、それをウッズを先頭に追いかける集団。吸収されるが、最終コーナーを立ち上がってから再びスクインシュが一気にスパート。2位以下に大きな差をつけて、優勝。チームとしては、ジャパンカップクリテリウム5連覇を達成した。平均速度は時速48.8km。
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フィニッシュラインを一番に切ったのはスクインシュ
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日本人選手の最高順位は後続集団の頭をとった岡本隼(愛三工業レーシングチーム)の12位であった
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トップ3は、スクインシュ、2位がシュミット、3位がルビー
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宇都宮市長佐藤栄一氏がパレードで先頭を走った
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弱虫ペダル作者の渡辺航先生、別府史之さん、今シーズンで選手引退を発表した堀孝明さんもパレードに参加
■ジャパンカップクリテリウム結果
[10月19日/日本(栃木県宇都宮市大通り特設コース)/33.75km]
スプリント賞
4、8周目 マテイ・モホリッチ
12周目 ローガン・カリー
第31回2024ジャパンカップサイクルロードレース
2024年10月19日(土)2024ジャパンカップクリテリウム
会場:宇都宮市大通り周回コース
2024年10月20日(日)2024ジャパンカップサイクルロードレース
会場:宇都宮市森林公園周回コース
公式サイト:
http://www.japancup.gr.jp/