税込10万円台前半 エントリーロードバイクの実力とは?

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税込10万円弱エントリーロードバイクの実力とは

近年スポーツ自転車の価格が高騰し、ロードバイクも40万円〜50万円台がザラというような状況になっている。そんな中、税込で10万円台前半で、かつ10万円に近い価格帯の貴重なエントリーロードバイクはまだラインナップされている。果たしてその実力とは? 4モデル集めて試乗してみた。

 

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数は少ないけど税込で10万円台前半のロードバイクは存在する

初めてのロードバイクを買う場合、税込で10万円台前半のエントリーグレードと呼ばれる価格帯のものを検討する人は多いだろう。さらに、できれば10万円になるだけ近い価格のものがほしいところだと思う。

ところが、近年のロードバイク(に限らずあらゆるスポーツ自転車に言えることだが)は高価格化が進んでおり、エントリーグレードと呼ばれるものでもアルミフレームの完成車なら15万円〜20万円台で、カーボンフレームの完成車なら30万円台〜40万円台の価格帯が相場となっている。

そんな中、国内で手に入る正規代理店があってメジャーなブランドというくくりで(日本のブランドも含めて)、税込で10万円台前半の非常に貴重なモデルも数えるほどしかないが存在している。

 

税込で10万円台前半のロードバイクの特徴って?

この価格帯、特に税込で10〜12万円台のロードバイクには、スペック面でいくつか共通する点がある。

①アルミフレームでカーボンフォーク

税込10万円弱ロードバイクの特徴その1

まず、フレームと呼ばれる、車体に当たる部分はアルミ製が多い。一方、フォークと呼ばれる車輪を装着する部分はカーボン製が多い。

②変速は16段でコンポーネントはシマノ・クラリス

税込10万円弱ロードバイクの特徴その2

リヤ側の変速機とギヤの段数は8段、前側のギヤの枚数は2枚。つまり、2×8で16段変速だ。コンポーネントと呼ばれる、変速やブレーキを司る部品は、シマノ製の「クラリス」というベーシックなグレードの製品が搭載されている。14万円台になると、リヤ側9段変速のものも見られる。

③リムブレーキ仕様

税込10万円弱ロードバイクの特徴その3

現在のロードバイクはディスクブレーキが主流だが、この価格帯はリムブレーキ仕様となっている。シマノ製のブレーキを搭載しているものもあれば、価格を抑えるためかサードパーティと呼ばれるシマノ製以外のブレーキを搭載しているモデルもある。

 

今回試乗してみる4台

今回試乗する税込10万円弱のロードバイク

「税込10万円台前半で、できるだけ10万円に近いモデル」という条件で試乗車を集めてみた。この価格帯のロードバイクはなかなか試乗車が用意されていないことが多いが、そんな中で4モデルの試乗車を用意できた! この条件だと数えるほどしかモデル数がないので、この程度乗れれば全体の傾向はつかめるだろう。

●アンカー・RL3 ドロップ 11万2000円
●コラテック・CT-ロード 11万9900円
●メリダ・ライド 80 12万6500円
●ジャイアント・コンテンド2  12万9800円

ということで、税込で11万〜12万円台のものが集まった。

 

ジャイアント・コンテンド2【12万9800円】

ジャイアント・コンテンド 2

ジャイアント・コンテンド  2 ●カラー/キャンディレッド(写真のカラー)、ほか2カラー ●サイズ/XS、S、M、ML(試乗車はSサイズ) ●参考重量/9.4kg(Sサイズ・ペダルなし状態)

 

まずは一番メジャーなブランドということで、ジャイアントの「コンテンド 2」を試してみることにした。

コンテンドは多目的・オールラウンドに使えるロードバイクシリーズで、「速く・楽しい走りを提供するアルミロードバイク」がコンセプトだ。コンテンド 2はシリーズで最もベーシックなモデルで、実質的にジャイアントの中で一番安いロードバイクである。

ジャイアント・コンテンド2のギヤ

ギヤは11-34Tというかなり軽いものが装備されており、きつい上り坂も怖くないだろう

ジャイアント・コンテンド2のサドル

サドルはこの価格帯とは思えないほどグレードが高そうなものが搭載される。穴あきタイプで快適そうだ

ジャイアント・コンテンド2のペダル

ペダルには、最近では珍しいトウクリップが初期装備される

ジャイアント・コンテンド2のシートピラー

シートピラーと呼ばれるサドルを支える部品はD型の形状をしており、これによって振動吸収性を高めている

 

なお、フォークはカーボン製だが、コラムと呼ばれるハンドル・ステムが装着される部分までカーボン製と、この価格帯にしては豪華な仕様。タイヤは700×28Cとリムブレーキ仕様にしてやや太めだ。

 

ジャイアント・コンテンド 2 試乗インプレッション〜これは驚きの一台だ!!!

税込10万円弱のロードバイクを試乗

インプレッションライダー1/小笠原 崇裕(おがさわら たかひろ)さん MTBクロスカントリーをはじめとする自転車競技で活躍した元プロ自転車レーサーで、現在は日本ナショナルチーム監督を務めるなど、自転車コーチとして活動している。愛称は「オガ」。今回はプロライダー目線で試す

税込10万円弱のロードバイクを試乗

インプレッションライダー2/サイクルスポーツ編集部・大宅宏幸 ロードバイク歴は約16年。近年はMTBグラビティライドを中心に楽しんでいる。今回は一般ライダー目線で試す

 

大宅:さてさて、まずはジャイアントから試してみようということで乗ってみましたが、これはいきなりすげぇのがきたな! という感じでしたね。

小笠原(以下オガ):正直、乗る前はあんまり期待してなかったんですけど……乗ってみたら、いやぁ、これはまったくもって驚きの性能です。とても13万円を切っているモデルとは思えない。まず、全領域のレベルが高いです。走りは軽いし加速もいい。ひとこぎめから軽さが感じられます。そしてハンドリングは素直で扱いやすいうえ、乗り心地も良い。

大宅:ほんとにそうですよね! すごく滑らか〜に軽くタイヤが転がっていって、乗っていて本当に気持ち良いです。オガさんのおっしゃるようにクセがなくて扱いやすいんですが、だからといって動きがダルい感じもなく、“ちょうど良いクイックさ”といいましょうか。

オガ:そうそう。そこそこ重量はあるんですが、いざ乗ってみるとそれを全然感じさせません。ホイールもベーシックで頑丈なものが入っているのですがね。いや、ほんとに驚きです。

大宅:サイクリングを楽しむだけじゃなく、例えば体力がついてきたからヒルクライムレースに挑戦しようとか、2時間耐久レースに挑戦しようなんてときにも、“全然普通に使えるな”という感じでした。

オガ:おっしゃるとおりだと思います。ハンドル・ステムを交換してポジションをより煮詰めていくとか、タイヤをよりグレードの高いものに交換すれば、さらに印象は良くなるでしょう。

 

アンカー・RL3 ドロップ【11万2000円】

アンカー・RL3 ドロップ

アンカー・RL3 ドロップ ●カラー/ストリームターコイズ(写真のカラー)、ほか3カラー ●サイズ/390、440、490、540(試乗車は490サイズ) ●参考重量/10.3kg(490サイズ・ペダルあり状態)

 

アンカーの中で最も価格の安いロードバイク。かつ、この価格帯のロードバイクの中でも最安値の部類に入る。ロングライドに適した快適性を持ちつつも、ロードバイクらしいスポーティな走りが楽しめるように設計されているのが特徴。こちらもタイヤが700×28Cと、やや太めだ。

アンカー・RL3ドロップのサブブレーキレバー

いわゆる「上ハンドル」にはサブブレーキレバーが装備されており、ロードバイク特有のドロップハンドルに不慣れな初心者でも扱いやすいようになっている

ブレーキまでシマノ製パーツを使用する。安全に関わる部分はしっかりと信頼のおけるメーカーの部品を使用しているのだ。なお、クランクと呼ばれるペダルが装着される部分もシマノ製を採用している

ブレーキまでシマノ製パーツを使用する。安全に関わる部分はしっかりと信頼のおけるメーカーの部品を使用しているのだ。なお、クランクと呼ばれるペダルが装着される部分もシマノ製を採用している

 

アンカー・RL3 ドロップ 試乗インプレッション〜素直で扱いやすい。初めての一台にピッタリ

アンカー・RL3 ドロップ 試乗インプレッション

アンカー・RL3 ドロップ 試乗インプレッション

オガ:これはもう一言で言うと、“扱いやすい、素直なバイク”ですね。特にハンドリングにクセがなく、下り坂でカーブがある場所も安心して走れる印象です。乗り心地もいいですね。

大宅:同感でした。

オガ:特にいいなと思ったのは、振動を吸収する能力の前後のバランスが高いことですね。荒れた路面などで、しっかりと体が自転車の中心に来ていれば、自転車の前側と後ろ側がうまくバランスよくしなってくれて、振動減衰(しんどうげんすい)してくれます。

大宅:こぎ出しと加速するときに若干の重さは感じられましたが、ネガティブに思うほどではないかなと。

オガ:そうですね。走り出してから徐々に回転数を上げていって、あとは一定ペースで淡々と走っていくのに向いていますね。そういう走り方をすると良さが引き立つ一台です。あと、サブブレーキレバーはあるとやっぱり便利ですね。

大宅:11万円台前半と手に入りやすい価格ですし、初めて買うロードバイクにピッタリな一台と言えるでしょう。

 

メリダ・ライド 80【12万6500円】

メリダ・ライド 80

メリダ・ライド 80 ●カラー/レッド(ブラック)※写真のカラー、ほか2カラー ●サイズ/44cm、47cm、50cm、52cm、54cm(試乗車は50cmサイズ) ●参考重量/9.6kg(47cmサイズ・ペダルなし状態)

 

こちらもやはり、メリダの中で最も安いロードバイク。コンセプトは「メリダのアルミニウムテクノロジーが実現した快適な乗り味のエントリーロードバイク」で、振動吸収性を高めたフレーム設計となっているのが特徴。サイズ展開が5つもあり、自分に合ったサイズを見つけやすいのもうれしいポイントだ。

メリダ・ライド80のシートステー

シートステーと呼ばれる部分は扁平な設計となっており、振動吸収性を高めている

メリダ・ライド80のブレーキ

ブレーキは安心のシマノ製だ

 

メリダ・ライド 80 試乗インプレッション〜ガンガン使い倒せるお買い得レーシングバイク!?

メリダ・ライド80試乗インプレッション

オガ:これは、フレームの中身が詰まっているような印象で、走りがちょっと硬くて重かったですね〜。

大宅:ほお。私は真逆で、わりと走りは軽くて、乗り心地も良い方じゃないかな、と感じられました。完全に意見が分かれましたね(笑)。

メリダ・ライド80試乗インプレッション

オガ:そうですね(笑)。先ほど言ったように走りが硬いので、筋力が高くてしっかりと踏み込めるようなライダーが合う乗り味だなという印象ですね。

大宅:なるほど。プロレベルのライダーと自分のような一般レベルのライダーとでは、感じ方は違うのかな。ハンドリングについてはどうでしたか? 私は今回試乗したモデルの中で一番クイックだなと感じました。コンセプトどおり快適な乗り味でクセのある感じではなかったのですが、クイックというか、レーシングバイクのような操作感が感じられました。

オガ:そうですね、ハンドリングに関しては私も同じ印象でした。自分が意図した動きがそのまますぐハンドリングとして現れてくる印象です。コントロール性はすごく高い一台だと感じました。

大宅:もちろん、ロングライドなどサイクリング目的で使うのも良いと思いますが、学生さんで予算がないようなライダーが競技用に使うための最初の一台で、という目的で買うのにも向いているのかなと思いました。

オガ:それにピッタリだと思いますね。若くて体力のあるライダーに乗り倒す勢いでぜひガンガン使ってもらいたい、そんな性格の一台だと思います。

大宅:自転車のフォルムもレーシングバイクっぽいですもんね。

 

コラテック・CT-ロード【11万9900円】

コラテック・CT-ロード

コラテック・CT-ロード ●カラー/ダークブルー/ライトブルー(写真のカラー)、ほか1カラー ●サイズ/42、44、48、52(試乗車は44サイズ) ●参考重量/10.1kg(48サイズ・ペダルなし状態)

 

ドイツのスポーツ自転車ブランド、コラテックで一番安いロードバイク。こちらのモデルは日本向けのオリジナル企画となっている。安定性に優れ、かつ楽なポジションで乗ることができるように設計され、通勤・通学から週末のサイクリングまで快適に楽しめる一台だ。

コラテック・CT-ロードのリヤエンド

車体はけっこう凝った作りになっていて、チェーンが車体に干渉するのを防ぐ設計などが施されている

コラテック・CT-ロードのケーブル内装

ケーブル類は車体に内蔵され、すっきりとした外観を実現。12万円を切る価格帯とは思えない作り込みだ

コラテック・CT-ロードのブレーキ

ブレーキはサードパーティ製(テクトロ)。制動力に関しては、記事の「まとめ」を参照してほしい

 

コラテック・CT-ロード 試乗インプレッション〜価格に対する性能の高さがすばらしい

コラテック・CT-ロード 試乗インプレッション

コラテック・CT-ロード 試乗インプレッション

大宅:これも意見が完全に分かれましたね……。

オガ:はい(笑)。まず私から。これは先に紹介したジャイアント・コンテンド 2に次ぐ走りの軽さで、とても好印象でした。全体的にレーシングな乗り味だという印象で、ダンシングで左右に振ったときに軽いし、下りのコーナリングでも狙ったラインをトレースできて切れ込んでいける感じです。特にいいなと思ったのはスプリントです。スピードが乗ったところからもう一発加速したときに伸びが良かったですよ。

大宅:な、なるほど。私は真逆で、扱いやすいロードバイクだな、という印象でした。特にハンドリングが安定していて、初心者でもふらつかずにまっすぐ走りやすい、操縦しやすくて安心感のある走りができると感じられました。一方、こぎ出しについてはちょっと重いというか、だるい感じはしましたね。ただ、非常に乗りやすくて、12万円を切る価格のロードバイクとは思えない、パフォーマンスの高さを感じました。

オガ:乗り味について感じたことは真逆でしたが(笑)、私も価格に対するパフォーマンスの高さについては同感です。塗装もきれいだしケーブル内装化など作り込みも凝ってますし、これで11万円台とは驚きですよ。

 

まとめ〜細かい粗はあるけど“これでもう十分”な性能を持っている!

税込10万円弱エントリーロードバイクの実力についてまとめる

大宅:さて、最後にまとめを。全体的に見るとどうでしたか?

オガ:ブレーキの効きがちょっと気になりましたね。特にリヤブレーキはぎゅっと握っても効きづらい印象でした。ブレーキが効かなくて危険だとか、そういうレベルではないんですが。

大宅:確かに、ディスクブレーキが主流になっている中で、リムブレーキ仕様かつエントリーグレードのブレーキなので、効きにくさは感じられましたね。

ただ、通常サイクリングする分には十分効いてくれるレベルかな、とも思いました。中にはサードパーティ製のブレーキが装備されているモデルもありましたが、“思ったよりちゃんと効いてくれた”というか。まあ、これで何か問題ありますか?って言われたら、特に問題ないかなっていう感じです。

オガ:そうですね。そういう意味ではこれで十分でしょう。ただ、制動距離はちょっと長めにはなるので、その感覚に慣れておくことは必要ですね。

大宅:他に気になったことは?

オガ:変速段数の少なさですね。(リヤ)8段変速ですと、どうしても一定のリズム(回転数)で走ろうと思ったときにギヤの歯数差が大きいので、“微妙に重すぎるな” “微妙に軽すぎるな”という状態になることがあり、そこもちょっと気になりましたね。

大宅:なるほど。確かに変速段数は若干物足りない感はありましたね。ただ、一方でギヤ構成についてはこれで十分と私は感じられました。全てのモデルで軽めのギヤが装着されていて、坂道で困るということはないのかなと。

オガ:そうですね。上り坂でギヤが足りなくなることは、よほどの勾配でなければないのかなとは私も思いました。

大宅:それから、変速性能についてはこれで十分っていう感じでしたね。もちろんシマノ・105とか、上のグレードに比較すると変速性能は悪いですけれども。これで乗れって言われてなんか問題ありますか?って言われたら、いえ別に何も問題ないですって感じでした。

オガ:そうですね。まあ、レースでコンマ1秒を争うとか、そういうシビアな使い方じゃなければ、変速性能的に問題はないですし、そういう意味では8段変速でもそんなに不足はないですね。これでたいていのところは問題なくサイクリングできるでしょう。

大宅:と、まあ、全体的に見てみますと、ちょっと粗(あら)はありましたけれども、それを含めたとしてもやっぱり、“これで乗れって言われて何か問題ありますか?”っていったら、“問題ないです”っていう感じでしたね。

オガ:ほんと、そのとおりです。どれに乗ってもそれぞれ魅力がありました。もちろん悪い点もありましたが、これが税込で11万円台、12万円台とは思えないくらい、全体的に非常に印象は良かったです。

大宅:私が買った初めてのロードバイクは、税込で10万円強くらいでした。もう約20年前で、学生のときでしたね。そのときと比較すると、同じ価格帯なのにめちゃくちゃ性能が上がっていて全然別物なので、その点はとにかく驚きでした。今のロードバイクは40万円、50万円がザラですが、そのくらいの価格帯じゃないと楽しめないなんてことは全然ないなと。このグレードでもう十分ロードバイクの醍醐味は味わえるし、このグレードにずっと乗っていても全然いいなと思いましたよ。

オガ:同感です。本当に性能が底上げされていますね。これでもう十分ですよ。まずはこれで使い倒して・乗り倒して、楽しんでもらえたらなと思いますね。

大宅:そして、ジャイアント・コンテンド 2には本当に驚かされました。他の3台とは価格差がそれほどないんですが、頭2つ〜3つくらい抜け出しているな、という感じでした。オガさんがおっしゃるように、これはより上位のグレードのロードバイクの存在がかすんでしまうくらいに良かったですよ。

オガ:これには私も本当にびっくりさせられました。安いといっちゃ言葉は悪いですが、価格が安くてもいいものはある、ということですね。

大宅:ありがとうございました。

 

今回試乗していないけど他にラインナップされている10万円台前半のエントリーロードバイク

最後に、今回試乗していないが、2025年1月現在でラインナップされている他の10万円台前半のエントリーグレード ロードバイクを参考までに記しておく。なお、国内正規代理店のあるメジャーブランドで(日本ブランドも含む)、主にスポーツ自転車専門店で販売されているものとする。また、ダブルレバーのクラシックテイストのもの、ツーリング系のものは除外とした。

 

【11万円】スコット・スピードスター 40 リム

→メジャーブランドの中では最安値のロードバイクと言えそう。

 

【12万6500円】コーダーブルーム・ファーナ クラリス

→日本のブランド。サブブレーキレバーを搭載。

 

【13万7500円】スコット・スピードスター 40

 

→ワイヤ式ディスクブレーキだが、アルミフレーム+カーボンフォークのディスクブレーキ仕様としては最安値クラス。

 

【14万1900円】メリダ・スクルトゥーラ リム 100

→今回の記事ではブランド中最安値のロードバイクである「ライド 80」に試乗したが、より高額とはなるものの、他に条件に当てはまるこちらのモデルもある。

 

【14万1900円】ビアンキ・ヴィア ニローネ 7

→シマノ・ソラ仕様でリヤ9段変速となっている。“一番安いチェレステカラーのロードバイク”(ブラックもある)。

 

【14万8500円】フジ・ナオミ

→15万円近くとはなるが、細身でスタイリッシュ。こちらもシマノ・ソラ仕様でリヤ9段変速だ。