ロヴァールのオールラウンドディスクブレーキホイール「ラピーデ CLX」発売
スペシャライズドが手掛けるホイールブランドのRoval(ロヴァール)から、オールラウンド系ディスクブレーキホイールの「Rapide CLS(ラピーデCLX)」が新たに登場した。ヒルクライムホイールの軽さとTTホイールの空力を両立させ、しかも強い横風の中を突き進んでいける安定性を持つよう設計されている。
前後のリム形状がまったく異なっているのが大きな特徴で、これはフロントホイールが横風の影響を真っ先に受け不安定な挙動の原因となることを受けているためだ。これを解消するため、リヤのリムよりもフロントのリムはリムハイトが低く、太く作られている。これにより、フロントホイールは「CLX50」よりも横風の影響を25%受けにくくなり、622gと軽い重量を実現した。
逆に、リヤホイールはフロントに比べてリムハイトがディープで細身となっており、ホイール重量は761g。これはリヤがフロントに比べて横風の影響を受けにくいことによるためだ。
ロヴァール・ラピーデ CLX
SPEC
価格:12万円(フロント・税抜)、17万円(リヤ・税抜)
ホイールサイズ:700C
リム素材:カーボン
タイヤシステム:クリンチャー
ブレーキ:ディスクブレーキ(センターロック)
重量(テープなしの平均値):622g(フロント)、761g(リヤ)
スポーク::DT Swiss エアロライトTヘッド
スポーク本数:フロント18本、リヤ24本
カラー:グラスブラック、ホワイト