トレックのエアロロード「マドンSLR」が軽量化
トレック・マドンSLR9eタップ(マットオニキスカーボン)
トレックのエアロロードのフラッグシップ「マドンSLR」がモデルチェンジ。前のモデルと見た目は変わらないが、フレーム素材の変更などによりチーム仕様の完成車で最大450gの軽量化を達成した。また、BBには整備性が向上するねじ切り式のT47を採用している。
新素材のOCLV800を採用
先日発表された軽量クライミングバイク「エモンダSLR」に採用されている新素材・OCLV800をフレームに使用することで、前のモデルと比べてフレーム単体で80gの軽量化を果たしている。
チーム仕様の完成車で最大450gの軽量化
フレーム単体での80gの軽量化のほか、チーム仕様の完成車では、ボントレガーの新型アイオロスRSL37ホイール(ボントレガー・アイオロスXXX4より100g軽量化)、新型アイオロスRSLバー/ステム(マドン専用2ピースハンドルバーより160g軽量化)を装備し、塗装にはスモークカラーと呼ばれる色付きのクリアコートを採用(50g軽量化)、さらにはスラム・ダブクランクを採用(60g軽量化)し、合計で450gの軽量化を達成している。重量はスラム・eタップ仕様で約7.40kg、シマノ・デュラエースDi2仕様で約7.35kgとなる。
販売は基本的にプロジェクトワンのみ
マドンSLRを購入するためには、トレックのオーダーシステム「プロジェクトワン」を使わなければならないが、以下のマドンSLR7のみ少量の入荷がある。
Madone SLR 7
サイズ:52、54
価格:83万6000円(税抜)
カラー:カーボンスモーク/クリムゾン
重量:8.08 kg
コンポーネント:シマノ・アルテグラDi2
ホイール:ボントレガー・アイオロスプロ5ホイール
ハンドルバー:マドンSLRエアロハンドルバー