チャプター2史上最高のエアロロードバイク「ココ」が登場
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チャプター2・ココ(41万5580円/フレームセット・ブラック、42万7350円/フレームセット・コバルト+グリーン)
ニュージーランドのバイクブランド・チャプター2からエアロロードの「KOKO(ココ)」がリリースされた。チャプター2のラインナップにあるRERE(レレ)より更に空力性能を高めたモデルだ。モデル名のココはマオリ語で「舞い上がる、飛ぶ」を意味している。

チャプター2・ココ(41万5580円/フレームセット・ブラック、42万7350円/フレームセット・コバルト+グリーン)

色鮮やかなカラーリングの「コバルト+グリーン」もリリースされる
ココの剛性は同じエアロロードのレレに比べBBは13.35%、ヘッドチューブは35.64%高くなっている。BBの規格にはT47 を採用することで、パワーをロスすることなくスピードに変換することができる。その他にもクイックフット・ヘッドセットスペーサー、最大32mmのタイヤクリアランス、振動吸収性に優れたシートステーとシートポストなど、細部までこだわって作られたバイクとなっている。

チャプター2のオリジナルハンドル「マナバー」を組み合わせればケーブルの完全内装を実現
ケーブルや油圧ホースは完全内装となっており、すっきりとした見た目と空力特性を実現している。チャプター2オリジナル、ステムとバーが一体化したエアロダイナミクスに優れる「マナバー」を併用することで、ココの空力性能が最大限に発揮される。また、分割式のクイックフットスペーサーを使用すれば、容易にハンドルの高さの調整が可能だ。もちろん通常のステムとハンドル使用でき、その場合はセミ内装となる。

ボリュームのあるBB周辺。BBは高剛性のT47を装着する。タイヤクリアランスは最大32mmとなる。

シートチューブはエアロを意識したカットアウトにより、リヤホイールとの間のエアフローを妨げないようになっている

カムテール形状のダウンチューブが空気抵抗を低減する。ダウンチューブもシートチューブ同様のホイールに沿ったカットアウトした形状となっている

ダウンチューブには3つのダボ穴が搭載されている。これにより好みの位置にボトルケージが取り付けることができる
乗り心地を向上させる「コンプライアンス機能」
ココが他社のエアロロードと違う点は、快適性にも注力している点だ。ライダーの好みに合わせて乗り心地が調整できる「コンプライアンス調整機能」が搭載されている。シートクランプを取り付ける位置のよってシートポストのたわみが変化し、乗り心地を調整することが可能なっている。

1:ノーマルポジション。シートクランプを上向きに装着。もちろんこのポジションでも硬すぎることはなく、スムーズな走行が可能だ。2:コンプライアンス向上。シートクランプを下向きに装着。上側にあるラバーホルダーによって発生するたわみが乗り心地を良くする

シートクランプを下に取り付けるとコンプライアンス最大8.5%向上する

デュアルシートクランプポジション。ラバーホルダーを上にすることで、シートポストに対したわみが生まれ、乗り心地を良くする。フレームサイズによって接合部の長さが異なる
チャプター2・ココ SPEC
フレームセット価格:41万5580円/・ブラック、42万7350円/・コバルト+グリーン
サイズ:XXS、XS、S、M、L、XL
フレーム&フォーク:カーボン
フレーム重量:1139g ±3%(Mサイズ)
フォーク重量:420g ±3%(カット前)
シートポスト重量:135g ±3%(Mサイズ)

ジオメトリー