カンパニョーロ・レバンテ ブランド初のグラベル用ホイール
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@campagnolosrl
イタリアのコンポーネントブランドのカンパニョーロから、新型カーボンホイール「Levante(レバンテ)」が発表された。グラベルユースまで視野に入れた「シャマルカーボン」が既にラインナップにあるが、地中海の東風にちなんで名付けられたレバンテは、反応性、汎用性、耐久性に優れたブランド初のオールグラベル用ホイールだ。
H.U.L.CとCラックス仕上げ
レバンテのリムには、カンパニョーロのハンドメイドウルトラライトカーボン(H.U.L.C.)が採用されている。カンパニョーロのエンジニアがファイバーと接着樹脂の両方を最適化し、強度、剛性、軽さを完璧に調和させることができたという。ホイールセットの重量は1485gだ。
リムの表面仕上げは、「ボーラウルトラWTO」で初めて採用されたカンパニョーロラグジュアリー(C-LUX)。チューブレスタイヤを安全に装着し、ビードへの擦り傷のリスクを軽減することにも役立つ。また、これに加えて、グラベルライディングに耐える耐久性の高いレーザーエッチングされたグラフィックが採用されている。
耐久性と汎用性
リムは、前述のH.U.L.Cと非対称オフセットが組み合わされ、強度が高く、バランスが取れたホイールを実現している。
ハブはシンプルで使いやすいカップ&コーン式。メンテナンスが容易で、ニップルも外に出ているので、特別な工具を必要とせずにスポークのテンション調整を行うことができる。スポークはストレートプルを使用し、レギュラーパターンで組まれているため、交換が必要な場合の入手性も高い。
リムは2ウェイフィットで、チューブレスおよびクリンチャータイヤが装着できる。内幅は25mmで、38mmから76mmまでのタイヤ幅に対応。リム高は30mmなので、高速グラベルレースから数日間のバイクパッキングまで、あらゆるライドに使える。
ミニ・フック
さらに、リムにはレバンテのために特別に設計されたミニ・フックシステムが備えられている。これにより、ブランドを問わずタイヤとリムとの完璧なマッチングが実現し、路面との接触面積が大きくなり、グリップ力が増し、低圧での快適性が向上するという。
N3W
フリーボディには、カンパニョーロの11速~13速のカセットスプロケットに対応するネクスト3ウェイ(N3W)が採用されている。このほか、シマノHG、スラムXDRのボディも用意されている。
Levante
2ウェイフィット
スポーク本数:F24本、R24本
リム高:30mm
リム内幅:25mm
リム外幅:30.6mm
前後セット重量:1485g
参考価格:1899.95ドル(N3Wボディ)