ウィンゾーンプレゼンツ全日本最速店長選手権 涌本が2回目の優勝!
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岩島とのスプリントを制した涌本が両手を上げる
日本最速のスポーツバイクショップ店長を決める戦い。ウィンゾーンプレゼンツ全日本最速店長選手権。第9回となる今年は、全国から39名の店長が千葉県成田市の下総運動公園のコースに集結。厳しい残暑のなかで、熱い戦いが繰り広げられた。
そして見事、最速店長の称号を獲得したのはスクアドラ滋賀守山 涌本正樹。2015年に続いて2度目の勝利となった。
全日本最速店長史上最速のレースに。75kmの平均速度は時速42kmオーバー
下総運動公園内サイクルロードを50周回(1周1.5km)する、75kmで行われた全日本最速店長。昨年から導入されたポイント賞も健在。日本全国から店の看板を背負った店長自らが走る、プライドとプライドのぶつかり合いが魅力のこのレース。勝利を目指す走り、ポイント賞狙いの作戦、少しでも目立ってやろうという熱い走りなどが交錯する。
定刻の14時にレースはスタート。1周のニュートラルののち、ローリングスタートしていく39名の店長たち。序盤からペースアップのアタックが連発され、毎周回先頭が変わる、めまぐるしい展開。
その中でまずは10周目。最初のポイント賞周回を迎える。最終着順で”最速店長”の座を争う以外にも、ポイント賞が設定されている。10周、20周、30周、40周のスタートフィニッシュランの通過順位に応じて1位から3位までにポイントが付与され、その合計獲得ポイントを争うものだ。
最初のポイント賞周回である10周目、まず1位通過したのは初参加のトキノサイクリングショップ 石倉龍二だった。続いて、Bicicletta SHIDO名護店 中尾 峻、サイクルベースあさひeコマース店 中村将也が続いた。ポイント賞周回が終わった後も、集団は落ち着くことなく、逃げたいメンバーが集団を抜け出しては吸収されることを繰り返していた。
入賞経験がある店長による強力な逃げ!!
決定的な動きが起きたのは17周目。シルベストサイクル みのおキューズモール店 藤岡徹也が集団から抜け出す動きに同調して、過去優勝や入賞経験のあるエイジサイクル 岩島啓太、サイクルポイントオーベスト 西谷雅史、スクアドラ滋賀守山 涌本正樹の強力な4人による逃げが形成された。その後、藤岡が逃げからドロップしたが、思惑がそろった3人はハイペースでレースを進行し、20周目のポイント賞もそのまま通過。
例年であれば、レースの半分も消化していない段階で形成された逃げは、集団の力によって吸収され、さらに最終局面に向けた勝負がスタートする。会場の多くの人がそう思っただろう。でも逃げの3人は違った。
メイン集団も20秒~30秒程度のタイム差で走り続けていた。やはり捕まってしまうかと思っていたが、ペースが上がらなかったのはむしろメイン集団の方だった。先頭3人は集団とのタイム差を30秒から40秒台へと広げていく。
メイン集団からはサイクルぴっとイノウエ刈谷店 井上大我、Bicicletta SHIDO名護店 中尾 峻、初参加のCycleshop Ashiviva 普久原 奨らがキャッチアップの動きを見せるが、強力な3人には誰も届かなかった。メイン集団も人数を減らしていき、優勝経験のある強豪店長も途中でレースを降りるシーンもみられた。
10周目のポイント賞周回以外は、逃げの3人ですべてのポイントを獲得。40周目のポイント倍付周回を先頭で通過した岩島が、まずはポイント賞を確定。その後も、優勝をかけたフィニッシュに向けて3人で走り続ける。
いよいよファイナルラップ、最後のスプリントを制した涌本が2015年に続いて、2回目の最速店長の称号を獲得した。ちなみに、もし岩島が優勝していれば史上初の大会連覇、3度目の優勝、ポイント賞と最速店長の両方を獲得という記録達成になっていた。出走39人中、完走したのは15人だった。
終わってみれば平均速度、時速42㎞オーバーというハイスピードレースだった。これは全日本最速店長選手権史上最速の記録である。
ウィンゾーンプレゼンツ全日本最速店長選手権 ユーチューブライブ配信映像
一口にスポーツバイクショップ店長といっても、店舗形態はさまざま。一人で切り盛りしている店長もいれば、チェーン店の店長など。責任ある立場で仕事をこなしつつ、このレースに臨んでいる。プロ選手とは違い、フルタイムで責任と業務を果たしつつ、トレーニングによってパフォーマンスを向上している。リアルヒーローといえるのではないだろうか。走ることへのこだわりは、もちろんパーツへのこだわりに通じる。そんな出場店長たちがセレクトしたバイクやパーツがそろう各ショップに、足を運んでみてはどうだろうか。
大会メインスポンサー「ウィンゾーン」エナジージェルに新味シークワーサー登場
日本新薬のスポーツサプリメント「WINZONE(ウィンゾーン )」シリーズ。世界で唯一、機能性成分「ヒドロキシクエン酸」と「マグネシウム」を配合した世界で唯一のエナジージェル『WINZONE ENERGY GEL(ウィンゾーン エナジージェル)』に新味シークワーサーが登場。
ジェル以外にも、「ヒドロキシクエン酸」によって、グリコーゲンリカバリー、脂質の利用を促してエネルギー効率に着目したサプリメント『WINZONE ENERGY×ENERGY(ウィンゾーン エナジー エナジー)』 もある。
ウィンゾーンプレゼンツ全日本最速店長選手権リザルト
2位 岩島啓太/エイジサイクル +00:00.20
3位 西谷雅史/サイクルポイントオーベスト +00:01.25
4位 山崎 泰史/Pedalist +00:45.79
5位 遠藤 健太/サイクルワークス Fin’s +00:45.86
6位 石倉龍二/トキノサイクリングショップ +00:45.97
7位 中村将也/サイクルベースあさひeコマース店 +00:46.18
8位 成毛 千尋 /ALDINA cyclery +00:46.40
9位 藤岡 徹也/シルベストサイクル みのおキューズモール +00:46.64
10位 中尾峻/Bicicletta SHIDO名護店 + 00:46.71
11位 井上 大我/サイクルぴっとイノウエ刈谷店 +00:47.85
12位 谷岡 駿/スクアドラ平野店 +00:48.02
13位 高木 友明/アウトドアスペース風魔 横浜 +00:50.90
14位 普久原 奨/Cycleshop Ashiviva +00:52.35
15位 安藤 光平/Bicicletta SHIDO +01:19.71
三上和志/cyclehouse MIKAMI 44 DNF 6 Lap
布施啓富/サイクルショップスマイル 40 DNF 10 Lap
佐野友哉/ユーキャン海老名店 39 DNF 11 Lap
真鍋英祐/CYCLE PIT240 川中豊町店 39 DNF 11 Lap
高野淳/ユーキャン山梨店 38 DNF 12 Lap
坂手 潤一/バウンス 37 DNF 13 Lap
中村 友一朗/サイクルベースあさひ新鎌ヶ谷店 37 DNF 13 Lap
津末浩平/津末サイクル 36 DNF 14 Lap
森 俊夫/EURO-WORKS 36 DNF 14 Lap
藤澤 優/ワイズロード上野アサゾー店 36 DNF 14 Lap
岩崎 嶺/サイクルショップカンザキ千里店 36 DNF 14 Lap
鈴木祐一/ライズライド 35 DNF 15 Lap
岩佐昭一/サイクルフリーダム 33 DNF 17 Lap
藤原龍治/Cicli Pioniere 33 DNF 17 Lap
佐藤 教行/BICYCLE STEP 28 DNF 22 Lap
山下勝司/自転車屋 ちゅう吉福山店 28 DNF 22 Lap
小南舘 純/GROVE鎌倉店 27 DNF 23 Lap
鬼形 明浩/CO2bicycle 27 DNF 23 Lap
鈴木卓史/スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ 24 DNF 26 Lap
藤野智一/なるしまフレンド神宮店 24 DNF 26 Lap
長谷川嘉男/CYCLECUBE 18 DNF 32 Lap
池田勝之介/スポーツキッド下高井戸店 13 DNF 37 Lap
森江康貴/サイクルギャラリーカヤマ 8 DNF 42 Lap
内田裕/SBC湘南藤沢店 DNS
Timing by Matrix